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議会報告
狭山原水爆禁止協議会
総会&原水禁大会報告会を開催
総会の開会挨拶を行う、鶴見隆会長(正面左)
総会の開会挨拶を行う、鶴見隆会長
(正面左)
狭山原水爆禁止協議会(鶴見隆会長)は9月11日に今年度の定例総会を開催しました。
 当日は併せて、2014年原水爆禁止世界大会に、狭山市から参加した方々の報告会も行われ、会場は50人の参加者で一杯となりました。
 総会では、この一年間の活動報告と今後の活動方針案、伴う予算案が審議され、承認・可決されました。

1万6千の核兵器
1兆7千億ドルの軍事費


 報告に立った、事務局長の松田福男氏は、「世界には、今なお16,000の核兵器がある。貧困、福祉、保健衛生、教育などへの資金が求められる一方で、核戦力の維持・近代化に巨額な財源が投じられている。世界の軍事費は1兆7千億ドルにものぼる」と告発しました。

議会にも平和問題で働きかけを

 「今後一年間の方針」についての討論では、平和行進、原水爆禁止世界大会への参加、駅頭などでの宣伝行動に加えて、「平和問題等での狭山市議会への働きかけなどにも力を尽くそう」「狭山市としても毎年、中学生を広島の式典に派遣している。大切な取り組みだ」などの意見が出されました。
 新しい役員の体制では、鶴見会長以下、現体制が引き継がれました。

被爆の語り部を死ぬまで続ける

 総会後に行われた「原水爆禁止世界大会」参加報告は、5人の参加者全員が行いました。
 広島・長崎が被爆して69年。当時生まれたばかりの被爆者も69歳になります。被爆者の平均年齢は80歳を超えるとのこと。参加者からは、被爆者の「私たちが生きているうちに世界中から核の脅威をなくしたい。そのために病気だらけの身体にムチ打って、語り部を死ぬまで続けたい」との言葉に心が揺り動かされ、「私たちも何かをしなければいけない」と思い、核廃絶の署名集めに全力をあげているとの報告がありました。

子供らの将来のために

 埼玉県内からの原水爆禁止世界大会参加者は180人とのことでした。その中で、小学3年の息子さんと参加された女性が、安倍政権の「戦争できる国への暴走」の中、「この子らの将来を考えるといてもたってもいられず、参加しました」という報告もありました。
 大会では「即時原発ゼロ」を訴える福島の代表や辺野古への新基地建設の断念を求めて闘っている沖縄の代表らが、「核兵器も基地も原発もない世界を」と呼びかけました。
 米軍岩国基地調査行動に参加した松田氏(狭山平和委事務局長)は、「『沖縄の負担軽減』の名のもとに、危険な夜間飛行訓練をする空母艦載機部隊やオスプレイの配備計画など、軍事的機能が強化され、危険が増している現状が分かった」と報告しました。

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