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広森すみ子議員が提言
 教職員の多忙化問題で
広森すみ子議員
広森すみ子議員
 小中学校の教職員は多忙で、超過勤務時間が過労死ラインの月80時間を超える(改正「労働安全衛生法」では、医師による面接指導の実施の対象)教員が、狭山市では46名にのぼることが、広森すみ子議員の一般質問で明らかになりました。

多忙化で精神的・肉体的疲労に

 教員は通常の授業や教材研究・授業準備、部活動、いじめ、不登校、非行問題への対応も求められます。さらに、校務分掌(※)上の職務や各種の会議、指導案の報告・提出文章作成などが多く、精神的・肉体的な疲労の蓄積がもたらされているといいます。
 広森議員は、教職員が一人一人の児童生徒にていねいに向き合って教育活動をするために、また健康を守るためにも教育委員会に「負担軽減検討委員会」をつくり、現場教職員の実態や意見を反映した多忙化解消の具体化を図るよう提言しました。
 教育長は「教頭会に負担軽減策を検討するよう依頼したので、その報告を待ちたい」と答弁しました。

日本の教員、勤務時間が最長

 広森議員は「経済協力開発機構(OECD)が34ヶ国・地域の中学校を対象に実施した比較調査では、日本の教員の勤務時間が他国に比べ最長であることが報道された(6月26日付の各種新聞)。教員の負担軽減、学級定数削減、教員の増員は待ったなしの課題だ。引き続き教育の充実のためにに取り組んでいく」と語っています。

※校務分掌(こうむぶんしょう)とは…
 学校内における運営上必要な業務分担である。業務分担のために編制された組織系統を指すこともある。児童・生徒の生活・進路の指導や時間割の作成、保護者団体や同窓会など外部団体との交渉・調整などについて、それぞれを担当する分掌組織が中心となって業務を行う。   (Wikipediaより)

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