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日本共産党 狭山市後援会が学習会
講演する富樫錬三氏(中央)
講演する富樫錬三氏(中央)
 暴走ストップ!一点共闘の広がり

日本共産党狭山市後援会は、5月17日に元参議院議員の富樫練三氏を講師に「安倍政権の暴走にストップを」と題した第3回の特別連続学習会を開催しました。
 直前の5月15日、安倍首相は記者会見で「憲法の解釈を変更して、集団的自衛権を行使できるようにする」との方向を打ち出しました。
 これには多くの憲法学者や改憲論者、与党の幹部からも異論が上がっています。

海外での武力行使を可能に

 「集団的自衛権の行使」とは、アメリカが主導する海外での武力行使に、日本の自衛隊が全面参加する事にほかなりません。
 安倍首相が「集団的自衛権の必要性」として例に挙げている「地雷除去」や「朝鮮半島有事」については、現行法でも十分に対処できるものです。
 富樫氏は、「軍事同盟では、殺し、殺されることが当然とされ、文字どおり、戦地での武力行使を行うことになる」と指摘。 これまで、世界的に「集団的自衛権」として行使された14例のいずれもが、実態は大国の覇権による武力行使で、自衛のためではなかったことも示されました。

 矛盾の中で共闘の広がり

富樫氏は現在の政治局面について、「暴走を軽視はしないが、恐れる必要もない」として、「国会では自民党とその補完勢力が多数となっているが、国民の中では、労働者の所得の減少、国と地方の借金増、TPPに見られるような経済・食料主権を根底から破壊する動き、原発事故が収束されず震災復興が進んでいないなど、これまでの政治の行き詰まりが、あらゆる点に現れている」と指摘しました。
 また、そうした矛盾が深刻化する中で、「オール北海道」でTPP反対の声があがり、「オール沖縄」で基地反対の意見が出される、「オール福島」で原発反対の運動が広がるなど、様々な分野で「一点共闘」が、かつてない規模で広がっていること、こうした様々な共同の中で、日本共産党が大きな役割を果たしていることが述べられました。
 富樫氏は「こうした広がりは、政治を根本的に転換する大きな可能性につながっている。多くの分野で、運動を大きく広げていくことが大切」と語りました。

 様々な共同で大きな発展を

参加者からは「狭山市でも一点共闘を進める革新懇の立ち上げを」との意見や、「現在、平和運動の分野での共同センターを立ち上げるための準備を進めている」との発言があり、様々な分野での運動の広がりをつくっていく大きな機会となりました。
党後援会では「来年は一斉地方選挙の年になる。引き続き、連続学習会をはじめ、様々な取り組みを行って、党を大きく発展させていきたい」と決意を固めています。

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