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稲荷山環境センター、蒸気の有効活用で
  C02削減と電力170万キロ発電
年間12万5千トンの蒸気を生み、CO2削減、電力発電に寄与する稲荷山環境センター
年間12万5千トンの蒸気を生み、CO2削減、電力発電に寄与する稲荷山環境センター
狭山市議会建設環境常任委員会の予算審議に際し、稲荷山環境センターで排出される蒸気の有効活用についての報告がありました。
 
使われていない蒸気40%を活用

 同センターは燃やすごみ、古紙、古布、ペットボトル、可燃性粗大ごみの持ち込み受入れの業務を行っており、ゴミの焼却に伴って、年間12万5千トンの蒸気が発生しています。
 現在、蒸気の60%は同センターの設備やサピオ稲荷山(温水プール等の健康増進施設)で有効活用をしていますが、40%は未使用です。
 市は、同センターに小型蒸気発電機、省エネ機器等の導入を行い、未使用の40%の蒸気を発電機の運転に活用し、さらなる有効利用をします。

CO2は25%の削減
電気料金は2千万円以上


 発電機等の導入により二酸化炭素(CO2)の排出量の削減と、新たな電力の発電が可能になります。
 CO2は、発電機設置前の年間約2500dの排出量を約1800dに削減する(25%以上)ことができます。
 発電量では170万kwの発電が可能で、同センター内で使用されます。電気料金が変動するため、確定ではありませんが年間、23百万円から26百万円程度の電気代が削減されると算定しています。
 この計画は2014年から18年までの5年間で設備を整え、順次すすめていきます。

CO2削減は全地球的課題

 地球の温暖化が異常気象を発生させるなど全地球の問題になっています。CO2の削減は全世界の人々が、自分の出来るところでの努力が必要です。
 また、福島第一原発の教訓から、原発に頼らないエネルギー政策が求められています。今回の狭山市の取り組みはそうした意味でも貴重なものです。

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