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旧入間小学校跡地利用 利用計画(素案)の骨子示される
1月23日に開催された狭山市議会建設環境委員会に、旧入間小学校の跡利用に関する基本的な考え方をまとめた骨子が示されました。
 旧入間小学校は、学校統廃合に伴って廃校となりました。
 入曽駅前に立地していたことから、当初は駅前開発と連動した土地利用構想もありましたが、昨年の入曽駅周辺開発計画断念を受けて、その後の利用計画について全庁的な論議が行われていました。

入曽公民館の建て替えを基本に

今回の骨子では、跡地に整備する機能と役割について、まずは、公共公益施設の整備として入曽公民館の建て替え更新(入曽地区センター併設)を基本とした「市民活動拠点の整備」が掲げられ、全体面積13000uのうち、約3000uを活用して、新たな拠点を整備することが示されました。
 この施設については、「多世代が交流できる機能」「地域防災機能」「駐車場、駐輪場の整備」といった視点での整備を行う予定とのことです。

防災機能を備えた多目的広場

残りの約10000uについては、将来の事業用種地とすることを前提に、当面は多目的広場として、軽スポーツやイベントのできる場所としての整備を図る予定で、災害時には地域住民の一時避難所としても利用できるよう、かまどベンチや照明灯を整備するとの説明がありました。
 あわせて、入曽地区で課題となっていた雨水対策について、敷地内に雨水処理施設を整備することも盛り込まれました。
 日本共産党議員団では、近年の豪雨災害で、特に入曽、水野地区で溢水被害が多発している事から、跡利用計画の策定にあたっては、雨水処理機能を整備するよう求めていました。

市民要望を取り入れた施設に

入曽地区や公民館の利用者からは、「この機会にぜひ子どもが利用できる児童館、図書館を整備して欲しい」との声も上がっており、党議員団では「地域の皆さんとともに、より良い施設になるよう要望を届けていきたい」と語っています。
 市では、「現時点では、あくまで『骨子』の段階。今後、具体的な計画を策定し、2017年度の利用開始にむけた準備を進めたい」としています。
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