トップページ もどる
議会報告
議員団紹介
議員団だより
猪股 嘉直
大沢えみ子
広森すみ子
リンク集

議会報告
広森すみ子議員が主張
学校の統廃合は住民の合意で
広森すみ子議員
広森すみ子議員
 日本共産党の広森すみ子議員は、6月議会の一般質問で学校の統廃合問題を取り上げました。
 狭山市では、小学校ですでに狭山台地区と入曽地区で統廃合を実施しています。広森議員は「教育方法の細かな違いに戸惑い、混乱した児童がいなかったか、統廃合の総括と教訓、今後の課題」について質しました。
 学校教育部長は「当初は指導方法や組織づくりの共通理解に時間を要したが、新しい学校づくりへの意欲が高まり、前向きに取り組めた」「今後は統廃合に対する保護者や地域住民の理解をいかに高めていくかがポイントになる」と答弁しました。

 中学校の統廃合

 中学校では入曽地区、入間川地区で統廃合が協議され、「入間中学校、東中学校の廃止が合意された」と報告されています。しかし、廃止される学校の生徒数は小規模校どころか教育委員会が示す「適正規模」であり、地元からは「伝統ある学校をなくすことに同意できない」という声があります。
 広森議員は「統廃合は住民の納得と合意が必要」と教育委員会の対応を質しました。
 教育長は「検討協議会での合意事項として説明しているが、検討協議会の提言を受け、教育委員会としての統廃合計画をまとめ、改めて説明を行い、理解の醸成を図る」と答弁しました。

狭山台中生徒は2倍に

 入間川地区の統廃合検討協議会に狭山台地域の住民は入っていません。統廃合の正式な情報がなく「東中学校の生徒の大半(富士見小学校区)は、狭山台中に統合」という結果だけ知らされ、戸惑いが広がっています。
 広森議員は「狭山台中学校の生徒がどのようになるのか。存続する学校の生徒数はどうか」「統廃合の当事者は、生徒、保護者、教員であり地域関係者の声を聞くプロセスがあってしかるべきではないか。狭山台中をどのようにしていくのか、協議の場が必要」と教育委員会の対応を質しました。
 担当部長は「狭山台中の生徒は、340人から678人に増え、学級数は9から18学級になるが、特別許可地区(狭山台中または中央中を選択できる)の設定により減少もある。入間川中の生徒数は増減なく、中央中は特別許可地区の設定で増えることもある」と答弁。教育長は「狭山台地区住民の説明会を開催する。狭山台中については入間川地区とは別に協議会を設けていきたい」と答弁しました。

教員経験者の配置を!

さらに広森議員は「統廃合する上で一番大事なことは学級編成、生徒会、部活など生徒指導に関することだ。これらは統廃合の事務担当だけでは対応できない。教育委員会の教員経験者の配置が必要ではないか」と質しました。
教育長は「統廃合の課題のすり合わせは、関係する中学校の教職員と教育委員会の職員で準備会を立ち上げて具体的な協議をすすめる。教育指導の指導主事と連携を密にしたい」と答弁しました。

インデックス ページのトップ