２０１４年４月 ６０人規模で
稲荷山・東京家政大学内に保育所開設
稲荷山公園に隣接する東京家政大学狭山キャンパス内に、新たな認可保育所が開設される予定です。
これは、12月13日に開催された狭山市議会全員協議会で報告されたもので、２０１４年４月に０歳児から５歳児までの合計60人規模の保育所です。
東京家政大学（板橋校舎、狭山校舎・家政学部、人文学部の２学部）は、保育士と看護師等の養成を行う学部の新設を計画しており、併せて認可保育所を整備する計画です。
この間、東京家政大学は改修工事のため、狭山キャンパスを休校していました。
待機児童解消にもプラス
狭山市は東京家政大学からの認可保育所の整備に関する要望が提出されたことを受け、検討してきましたが、大学での教育再開による文教環境の向上、地域に対する貢献度、大学教授等の人材活用の機会拡大、市内の保育所待機児童の解消などを総合的に判断し、東京家政大学狭山キャンパスでの認可保育所整備を認めることにしました。
開設する場所は「狭山市稲荷山２丁目15ー１ 東京家政大学狭山キャンパス内」。
産休明けから５歳児まで
保育所定員は、０歳児が３人、１歳児は8人、２歳児は11人、３歳児は12人、４歳児と５歳児はそれぞれ13人の合計60人になります。
受け入れの月齢は産休明けからで、保育時間は月曜日から土曜日まで午前７時から午後７時までとなります。
人材養成と有資格者の再学習も
施設整備に係る費用は、東京家政大学が全額負担することから、狭山市の負担はありません。
東京家政大学は、学部で人材を養成し、保育現場を持ちつつ、保育の実践の場と保育士有資格者の再学習の場としても活用するとしています。
