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市立中央児童館、当面4月から休止
 耐震診断の結果・今後のあり方を検討
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 1976年(昭和51年)の開設以来、子供たちの居場所と、健全育成の場として親しまれてきた、狭山市立中央児童館(入間川4丁目)は、3月31日以降、休館(現在の建物での活動は中止)となります。

耐震改修の施工面、コスト面から困難

 市では2011年3月までに行なった中央児童館本館の耐震診断の結果がis値(※)0・15(基準値0・6)と、基準を下回る数値を示したことから、耐震計画に基づき改修工事の実施に向けた検討を行なってきました。しかし、本館の立地条件や構造の特殊性により、工事の施工面、コスト面から耐震改修工事の実施が困難との結論に至りました。
 そのため、本館については2013年3月31日をもって公共用としての使用を中止し、その後の方針を検討することにしました。

当面、科学館は継続利用
    本館は他施設の活用


 付随する施設の科学館は、現時点で耐震診断は実施していませんが、本館とは立地条件や構造が異なるため、本館の耐震診断結果と同じような結果になることは予想されないことから、結果判明までは引続き継続使用することにしました。
 今後の中央児童館事業については、科学館の耐震診断結果が判明し、中央児童館の運営方針が決定するまでの間は、科学館を中心に児童館事業を実施するとのことです。
 当面の児童館事業としては、暫定的に他の施設の空き時間、空きスペースの利用などによる館外事業によってを実施します。特に、本館閉鎖後の4月以降は隣接するユースプラザの空きスペースを有効活用して事業の実施ができるように調整する予定とのことです。
 利用者をはじめ市民の皆さんには、児童館の館内掲示、中央児童館だよりへの記事掲載、市広報紙、ホームページ等で周知するとしています。

※is値とは構造耐震指標のことをいい、地震力に対する建物の強度、靱性(じんせい:変形能力、粘り強さ)を考慮し、建築物の階ごとに算出します。震度6〜7程度の規模の地震にたいするis値の評価で、0・3未満 では倒壊、又は崩壊する危険性が高いとされています。
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