2012年第４回定例議会
市長提出27議案を審査
狭山市議会の２０１２年第４回定例会は、11月27日に開催し、市長が提出した27議案の審査が始まりました。
今議会は国の「地域主権一括法」の施行に伴い、自治体としての条例制定や条例の一部改訂が必要になり、多くの議案が提出されました。
防災施策のため一律５００円
市税条例の改訂案は、東日本大震災からの復興に関連し、防災施策の財源確保として、今後10年間、市民税に年額５００円の加算を行うものです（狭山市は公共施設への太陽光発電の設置に活用予定）。
子ども動物園等の管理者変更
智光山公園の子ども動物園、体育館、勤労福祉センター、テニスコートなどは、これまでそれぞれの指定管理者が管理運営を行っていましたが、来年度から一社に指定管理を行わせるための議案も提案されています。可決された場合には、これまで子ども動物園の管理をしていた狭山市施設管理公社の手から離れることになります。
そのほかには、補正予算や市道の認定・廃止、衆議院選挙の実施が急遽決まったことによる、補正予算の専決処分認定議案など、合計27議案の審査が始まりました。
市長提出議案
★条例制定(地域主権一括法の施行による条例制定で、介護や市道に関する条例など)
６件
★条例制定(地方自治法改訂に伴う条例制定で、市議会参考人への費用弁償)１件
★条例改訂(地域主権一括法の施行による条例改訂で、障害認定審査会、廃棄物処理、市 営住宅など)５件
★条例改訂(市税、農村環境改善センター、建築基準法に関する事務手数料、防災会議及 び災害対策本部条例) ４件
★指定管理者の指定(勤労福祉センター、智光山荘、智光山公園、市民総合体育館)
★規約変更(埼玉県市町村総合事務組合)１件
★補正予算(一般会計)１件
★市道路線の認定と廃止 ４件
★専決処分の認定(一般会計補正予算)１件
