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広森すみ子議員・一般質問
いjめ問題・少人数学級などで
広森すみ子 議員
広森すみ子 議員
 日本共産党の広森すみ子議員は狭山市議会の一般質問で教育問題を取り上げました。
 広森議員は、狭山市におけるいじめや暴力(器物破損等)の状況を質問しました。
 学校教育部長は「いじめは年々減少傾向。暴力行為は小学校では減少傾向、中学校は年度でばらつきがある」と答弁しました。

いじめ防止の取り組み  
 広森議員は「いじめ問題で大切なのは早期発見と早期対応。いじめを予防する教育が大切ではないか」と質しました。
 学校教育部長は「早期発見には教師と生徒の信頼関係が重要。いじめを受けている子どもが相談しやすい環境づくり、思いやりをはぐくむ教育が必要」と答弁しました。
 広森議員は、いじめ(認知)が減っている点で、「子どもと、教師がとらえる『いじめ』にズレが無いか。子どもの本音が教員に届いているか。起きた時に、どうすれば子どもを救うことができるか。教師集団で解決の取り組みができる体制が必要」「教育委員会(以下「教育委」)への、いじめ報告をマイナスに評価するのではなく、『発見と解決』の教育実践を評価すべきだ」と指摘しました。

教員の多忙化、解消を  
 2010年度に市が実施した教職員アンケートによると「常に忙しい」は65・2%にもなり、学習指導要領改訂のため、授業時数が増加し、教職員の「忙しさ」は深刻になっています。
 広森議員は、県教育委の学校における負担軽減策を示し、「教師が授業準備と生徒との時間の確保に仕事量の削減が必要。事務的調査、行事等の厳選と見直しが必要」と主張しました。
 学校教育部長は広森議員の指摘に同意を示すと共に「ノー残業デーなども指示している」と答弁しました。

市単独でも少人数学級を

 埼玉県では、小学1・2年は35人学級、中学1年は38人学級を実施していますが、小学3年、中学2年に進級すると40人学級になります。
 広森議員は「勉強も難しくなる中で、教員が子どもと向き合い、学習・生活の両面の成長を図るために、市として、小学校3年以降も35人以下学級を実施すべきだ」と質しました。
 教育長は少人数学級の良い点を認めながらも、「市費単独では人件費の面で難しい」と答弁。
 広森議員は、「県内でも独自に少人数学級を維持している市(蕨、志木)がある。子どもによい教育環境の整備をしていくのは未来への投資だ」と指摘し、少人数学級のための予算付けについて市長の見解を質しました。
 市長は「市はアシスタントティーチャーや語学指導員などを配置し、ボランティアの学習支援も実施している」と答弁し、少人数学級の実施は否定しました。
 広森議員は「教育の充実のため今後も取組む」と語りました。
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