猪股嘉直市議・一般質問
航空機騒音、ＮＨＫ受信料軽減を！
猪股嘉直 市議
日本共産党の猪股嘉直議員は、９月の市議会一般質問で、入間基地の航空機騒音問題を取り上げました。
猪股議員は騒音問題について、過去にも取り上げてきましたが、今回は「ＮＨＫ放送受信料の軽減制度」に焦点を当てた質問を行いました。
騒音同じでも、軽減と非軽減
狭山市内では、航空機騒音の関係で、ＮＨＫ受信料の軽減措置がとられている地域がありますが、地域によっては飛行機騒音が激しいにもかかわらず、対象になっていません。
猪股議員は「柏原上宿のサイボクハムに向かう、県道笠幡狭山線の東側と西側は、両方とも飛行機騒音でテレビの音が聞こえないが、西側の智光山公園側はＮＨＫ受信料の軽減対象地域で、東側は対象になっていない」と指摘しました。
子供が昼寝時に泣いてしまう
猪股議員は、この地域に住む方々から「家の上空を飛んでテレビが聞こえない。３歳の子供が昼寝時に泣いてしまう。軽減措置ぐらいとって欲しい」と切実な声が寄せられていると主張し、国とＮＨＫへの要請を強めるよう求めました。
要望活動を続けると答弁
担当部長は「ＮＨＫ受信料の軽減措置の対象地域は、入間基地の北側は日高市との市堺、東は柏原第３区の大部分から上奥富、富士見２丁目を経由し南入曽にかけて、西は下広瀬から入間市堺にかけて、基地南側は所沢市との市堺が目安になる」と述べると同時に、「市民の声から軽減対象地域と騒音の実態に違いがあることは認識している。要望活動を続けていく」と答弁しました。
小中学校の冷暖房、15年に完了
猪股議員は騒音の激しい狭山にとって、公共施設の冷暖房装置設置は緊急な課題だと指摘し、実情と今後の計画を質しました。
担当部長は「今年実施の広瀬小、山王小を含め、25小中学校のうち17校が終了。あとの８校も、２０１５年までに終了予定。保育所、公民館については全て終了している」と答弁しました。
