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一体 何のための議会なのか?! 広域消防
消防関連議案 4月以降の体制不明のまま可決

 9月議会には、来年4月から、狭山・入間・所沢・飯能・日高の5市で構成する埼玉西部消防組合によって、消防業務を行うことになるため、3月31日で狭山市の消防に関する条例を廃止する内容が提案されました。
 ところが、4月以降にどのような体制で消防業務が実施されるのか、具体的内容が一切、議会に示されていません。
 日本共産党議員団は「本署の位置、職員や車両の配備をはじめ、組合の最高責任者である管理者すらも決まっていない状況で、廃止だけを認めてくれといわれても、市民に対して説明できない」として、少なくとも今議会で採決せずに「継続審査」とするため、各会派に呼びかけを行ってきました。
 
他議員と共同で修正案提出

 条例の審議の中では、10月以降に5市の市長の中から管理者(責任者)を選任すること、新しい体制については来年2月ごろに提示し、3月に広域議会議員の選出を予定していることが明らかになりました。
 日本共産党議員団は、「4月以降の業務内容の提示と、それをチェックする広域議会議員の選出が行われる3月議会を待ってから審議しても十分間に合う」として、大島政教議員、高橋ブラクソン久美子議員(いずれも無所属)と共同で、当面の間、狭山市としての消防業務を継続するための修正案を、議会に提出しました。
しかし採決では、他会派の議員から一言の発言も質問もないままに、志政会、新生みらい、公明党、無所属議員らの賛成多数で、消防条例の廃止が可決されました。
 
チェックと議論の場としての「議会」が全く機能せず

 総務経済委員として審議にあたり、修正案の説明者を務めた日本共産党の大沢えみ子議員は、「今回のことは、広域化に賛成・反対という以前の問題として各会派に呼びかけてきたが、一言も発言がないままに、ただ賛成という態度は理解しがたい。いったい誰が4月以降の消防行政に責任が持てるのか。賛成討論もなく、何をもって賛成しているのか全く分からない。議会としてのチェック機能も、政策論議の場も全く機能していない」とコメントしました。
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