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狭山平和委員会が総会
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基地強化に反対し平和な社会へ

狭山平和委員会は、7月8日に定期総会を開きました。
 代表として挨拶した飯島邦男氏は「沖縄に配備されると通告された米軍機のオスプレイは、開発段階から事故続きで、つい最近も事故を起こしたばかり。国民の怒りと配備反対は当然のことであり、一方的な通告だけで配備されるなど許されない」と述べました。
 来賓として挨拶した埼玉県平和委員会事務局長の二橋氏は、「TPP、原発再稼働、オスプレイの配備など、様々な局面で国民が『いやだ』というのに強行するという背景には、経済条項も含めた『安保条約』がある。共通している『安保条約』に迫っていけるのが平和委員会であり、いよいよ出番がやってきたという感じがしている。この総会を機に、地域から平和活動をさらに大きく踏み出していこう」と挨拶しました。

 ]Cー2の配備への不安

 狭山平和委員会ではこの間、航空祭でのブルーインパルスの展示飛行中止の申し入れをはじめ、文化祭での原発問題の展示、平和ツアー、近隣市と合同で「入間基地の航空機墜落事故を風化させない集会」などに取り組んできました。
 また、ここ数年の特徴として、入間基地に配備されている航空機のうち、C‐1輸送機について、老朽化を理由に、新たな機種(XC‐2)が配備されることが予想されており、平和委員会としても学習会などを重ねてきています。
 4月9日には、日本共産党の塩川てつや衆議院議員と共に防衛省のレクチャーを受け、美保基地(岐阜県)でのテスト飛行を終えたXCー2について、周辺自治体に結果報告と配備了承を求める文章が送付されていることが明らかになりました。  防衛省の担当者は「XCー2を入間基地に配備するかどうかは未定」としていますが、後継機として開発されている以上、配備は免れないと予測されます。
 XCー2は、機体の大きさがこれまでの1・5倍もあり、離陸時に2300m、着陸時に2400mの滑走路が必要との前提で開発がすすめられてきたものです。
 しかし、入間基地にある滑走路は、最大で2000mしかなく、「XCー2が離着陸するには、相当の無理が生じるのではないか」との指摘もあります。 防衛省は「配備する際には地元住民に説明する」としていますが、騒音や振動、風圧などについても情報公開が必要です。
 総会では、今後の活動として、入間基地の再編強化の動きについて調査・抗議の行動を強める事や、核兵器廃絶・脱原発・憲法改悪反対・安保条約のない日本・沖縄の基地撤去などの学習を強め、運動を広げていくとの方針が承認されました。
 また、墜落事故を風化させない取り組みについて、今年度は狭山市が担当となっていることから、実行委員会を組織して開催することが確認されました。
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