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智光山公園内施設、一括指定管理へ=狭山市が方針化=
多くの子どもたちに親しまれている、狭山市立動物園。今後の管理はどうなる?
多くの子どもたちに親しまれている、狭山市立動物園。今後の管理はどうなる?
 狭山市は智光山公園内の各施設について、それぞれ違う指定管理者を指定し、管理を行わせていますが、来年度(2013年4月より)から一企業(一グループも可)に一括管理を委託する方針を決めました。
 狭山市は従前、狭山市の施設は直営か、施設管理公社への委託管理を主としてきましたが、指定管理制度導入後は民間会社の参入が増えています。

動物園も一括管理の一つに

智光山公園内にある、「こども動物園」も指定管理者制度が導入されていますが、特命により、施設管理公社(市の出資による外郭団体)が指定を受けています。
 しかし今後は他の施設と同様に一括管理の一つになります。

 動物園職員はどうなる!?

 現在、施設管理公社が管理を行なっている施設は「こども動物園」のみで、数多くいた施設管理公社の職員は激減を余儀なくされています。
 さらに、「こども動物園」まで他の会社に移行する可能性がでてきたことで、今いる動物園職員の就労と生活にも大きな影響が出ることが懸念されます。 動物園職員の技量は特殊であり、簡単に自分の技術を活かせる職場は多くありません。
 こうした職員の今後の就労先の保障を含めた対応が求められます。
 来年度から導入予定の一括指定管理は、2018年3月までの5ヵ年ですが、動物園の運営には動物と飼育員の信頼関係の保持が欠かせません。
 植物なども次年度を見通した追肥や管理が重要です。動物や植物の「生き物」の管理が、5年単位で代わる可能性のある管理方法が、適しているのかどうか疑問です。
 具体的な指定管理者の選定については、今後、議会にも諮られますが、日本共産党議員団は、「現在勤務している労働者の生活と権利、こども動物園を楽しみにしている来園者、そして飼育されている動物にとって、最もいい方法は何かを探求して審査をしていくことが必要だ」と話しています。


智光山公園内施設の指定管理者(現行)

智光山公園⇔直営
智光山テニスコート⇔西武緑化管理
都市緑化植物園⇔アティ・狭山緑化グループ
こども動物園⇔狭山市施設管理公社
智光山荘⇔(有)戸口工業
勤労福祉センター⇔(有)戸口工業
市民総合体育館⇔智光山スポーツ振興管理グループ

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