‐狭山茶ブランド守れ‐新茶に向けた対策と消費の拡大策を
広森すみ子議員
狭山の特産品である狭山茶が、新茶の時期を迎えています。
日本共産党の広森すみ子議員は、3月議会の一般質問で、新茶の時期を迎えるにあたっての検査体制の充実や、消費拡大に向けた対策について質しました。
福島第１原子力発電所の事故で放出された放射性物質は、県を超えて広く拡散し、狭山茶にも風評被害が及んでいます。
子どもたちにもお茶の文化を
「検査済みのシールを貼って安全なものを販売しているのに、お客さんが来ない。特に贈答品が売れない、大口の出荷が激減した」など茶農家・茶業者は大打撃を受けています。
広森議員は、新茶に向けた検査体制の拡充と検査の徹底を図ること、お茶の作付けを低下させない取り組みや、市内の小中学校で子どもたちにお茶に親しんでもらう機会を作るなど、狭山茶ブランドを守り、消費拡大を図るための支援策について、市長の見解を質しました。
市長は「お茶の品質向上や検査費用の支援に取り組む。狭山茶の信頼回復には『新茶と花いっぱい祭り』を復活の試金石と位置づける。公共施設の自販機もさやま茶に配慮する」と答弁しました。
