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議会報告
施政方針への代表質問=日本共産党・猪股嘉直議員=
福祉の後退は許されない!
猪股 嘉直 議員
猪股 嘉直 議員
狭山市議会は2月28日、仲川市長の新年度施政方針に対する、各会派の代表質問を行いました。
 日本共産党からは猪股嘉直議員が福祉問題や「市民サービスの低下を招かないように」と主張する代表質問を行いました。

市長、76項目の行革推進と

 猪股議員は、市長が「これまで以上に行財政改革に取り組んでいく」と述べたことに関して、「これまでも難病患者手当、高齢者の給食・配食サービスの廃止、敬老祝い金制度の後退など福祉サービスの切り捨てを行なってきている。今後どんな行革を考えているのか」と質しました。
 狭山市は56億円の財政調整基金(どの分野でも使える貯蓄)を持っているのに、市長は「第4次行財政改革大綱に添い、76項目の行革を推進していく」と答弁しまた。

 太陽光発電を公共施設にも

 猪股議員は「太陽光発電に対する補助金の予算を増額しているが、市も、新たに建設する施設はもちろん、既存の施設にも設置すべきだ」と指摘しました。
 市長は「財政状況を勘案して検討する」と述べました。
 障害者の雇用について、猪股議員は「民間業者への紹介だけではなく、市としても受け入れるなど積極的な対応を」と求めました。
 市長は「ハローワークの活用」と述べるに留まりました。

 保育所の延長保育と給食委託

 笹井保育所と狭山台保育所では土曜の延長保育が始まります。猪股議員は、延長保育の実現を評価をしつつ、同時に両保育所の給食が民間委託されることに関して、保育士と給食部門は密接な連携が必要。今後は計画的な職員の雇用を」と求めました。
 市長は「民間委託を進めていく」と答弁しました。

入曽駅周辺整備計画、見直しを

 入曽駅周辺の整備は、大きな土地を保有する地権者の反対のなかで、事業の進展が見られません。猪股議員は、「整備手法の見直し検討を含め、早急な対応を」と主張しました。
 市長は「廃校にした入間小学校の跡地活用、整備区域と整備手法の見直しに着手し、方向づけをしていく」と述べました。

学校給食に電源のバックアップを

 堀兼学校給食センターが老朽化に伴い、3年後の更新を目指しています。2009年から稼働した入間、柏原の両学校給食センターは震災後の停電の影響で給食がストップしました。猪股議員は「今度の更新では電源バックアップ体制を整備し、給食の供給を続けられる体制を」と求めました。
 市長は「バックアップ体制をつくっても、食材そのものが給食センターに供給されなくなるから、体制はつくらない」と答弁しました。
 猪股議員は幼稚園の廃園(入間、水富の2園のみになる)で私立幼稚園に通えない子供が出てくること、職員定数の削減と民間委託で市民サービスの低下・個人情報の漏えいの可能性についても質し、「市民サービスの向上を」と主張しました。



猪股議員が行なった質問の項目

1.大震災を経て、これからの行政の有り様
2.市内に避難している方への今後の支援策
3.狭山市駅西口周辺の「賑わいの創出」
4.新年度の行財政改革の具体的内容
5.市の施設への太陽光発電設置など地球温暖化防止策について
6.生ゴミリサイクル事業の発展を
7.障害者の雇用は民間任せでなく、市としても受け入れを
8.保育所の給食を直営で行えるように
9.入曽駅周辺の整備手法を見直して、早急な整備を
10.停電時も水の供給ができるように小水力発電などの導入を
11.狭山市駅西口の産業労働センターの新年度の方針は
12.子供の教育の充実のために、教師の労働と健康の管理を
13.学校給食センターが停電時も稼働できるよう、電源のバックアップ体制を
14.市立幼稚園が2園だけになる計画だ。市立幼稚園を希望しても通えない子がでてく るが対策は。
15.鵜ノ木市営住宅を建て替えるが、現在の戸数よりも減る。増やすべきだ。
16.消防の広域化によって、狭山市の消防力を弱めないように
17.職員の定員がますます減っている。市民サービスの低下を招かないように

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