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伊藤 岳さんを囲んで 党市委員会が新春党旗びらき
参加者を前に語る伊藤岳さん
参加者を前に語る伊藤岳さん
日本共産党狭山市員会は、2月5日に新春党旗びらきを行い、来るべき総選挙にむけて、決意を新たにしました。
 開会にあたり、飯島邦男市委員長は「原発事故はいまだに尾を引いている。お茶農家では今年のお茶の準備もどうしようかと悩んでいる。歴代の政権が行ってきた原発推進の責任は大きい」と述べ、「早ければ春にも予定されている総選挙にむけて準備を進めよう」と呼びかけました。

 来賓として挨拶した衣川寿党狭山市後援会長は「消費税の増税は大問題。埼玉選出の国会議員のところへ要請行動に行ったが、民主党の五十嵐議員の所では、秘書に『消費税の値上げに賛成の立場なので要望は受けられない』と言われた。国民の暮らしの痛みが分かっていない」と厳しい口調で述べました。
 議員団を代表して議会の様子について報告した猪股団長は「新しい議員が増えたが、議員として当たり前のチェック機能を果たそうとしない一部の議員も見られる。執行部の側も議会軽視といえる事態が相次いでいる。議会改革の取り組みも行っているが、一方では数の力で押し通すやり方が、いまだにまかり通っている」と指摘。市民の立場で、議会が一丸となって執行部と対峙していくことの重要性を語りました。

 困難な時に力になる党は

 後半は、参議院埼玉選挙区予定候補の伊藤岳氏が講演を行いました。
 伊藤氏は「後期高齢者医療制度、八ッ場ダム、子ども手当など、民主党がマニフェストで掲げていた事がことごとく裏切られ、今度はマニフェストに無かった消費税増税。期待を裏切られた国民は、今、極端な政治不信に陥っており、選挙そのものに行ってもらうことが難しくなっている」と述べました。
 それでも、東北では震災後の選挙で日本共産党の議席が倍増しています。伊藤氏は「困難な状況の中、党の姿が見えたのが東北。いざと言う時に本当に力になってくれるのは何処の党か。全ての党が同じではないと分かってもらった時に、選挙に行こうということになる。日本共産党の役割、優しさを誠実に語り、繋がっていこう」と呼びかけました。
 
政党助成金やめれば457人分の経費削減に

伊藤氏は、民主党が消費税増税と併せ「身を切る」として、国会の比例定数80削減を言い出していることに触れ、「80人減らして削減できる金額は約56億円。日本共産党以外のすべての政党が受け取っている政党助成金をやめれば、国会議員457人分の経費に相当する。政党が『受け取らない』と言えば明日からでも実現できる話」と述べました。
 また、原発問題にもふれ、結局は『原子力ムラ』と呼ばれる利権構造が根底にあることを指摘。民主党も自民党も、震災後も原発関連企業から政治献金を受け取り続けており、震災後の1年間だけで、自民党は4億5千万円、民主党は1億2千万円の政治献金を受け取っていることを告発しました。
 伊藤氏は「こうした勢力に『脱原発』などは到底望めない。金の力で政治をゆがめるやり方から脱却し、自民党でもない民主党でもない新しい政治を、国民のみなさんと一緒に作る日本共産党を、大きく伸ばしていこう」と結びました。
参加者は「元気をもらった」「自分の言葉で党を語っていきたい」と感想を述べていました。
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