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議会報告
共産党狭山市議団・来年度予算で要望書
  幼稚園の統廃合ストップ・放射線対策を!
市長に予算要望書を提出する市議団
市長に予算要望書を提出する市議団
 日本共産党狭山市委員会(飯島邦男委員長)と同狭山市議団(猪股嘉直議員団長)は、10月18日に仲川幸成狭山市長に対して、2012年度の狭山市予算への要望書を提出し、懇談しました。
 冒頭、猪股団長は「今年は3月に発生した東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故、放射線の拡散などで、行政の有り様が問われた年だった」と述べ狭山市が東北の被災者受け入れで大きな力を発揮したことを評価しました。

市内に114世帯、314人の避難者  
 懇談のなかで仲川市長は、現在も狭山市内に被災者が114世帯、314人(狭山市での受け入れは65世帯、208人)が暮らしていると紹介。「インターネット等で、どの自治体がどのような施策を準備して受け入れているかを確認しながら、避難しているようだ。当市の受け入れ体制が評価されている」と述べました。

放射線量、高値の時は対策を!

 党市議団は、福島第一原子力発電所の事故による放射線の拡散について、市が現在行なっている放射線量調査の継続と、高い値が出た場合、除染などの対策をとることを要請しました。同時に、「共産党狭山市委員会でも、市と同一の測定器を購入し、調査を行なっているので、必要な情報は提供したい」と申し入れました。

 幼稚園の統廃合はやめて!

 議員団は限られた時間内での懇談のなかで、特に幼稚園の統廃合問題で強く要請しました。 狭山市は現在ある5つの幼稚園のうち、3つの幼稚園を廃園にする計画です。この問題では、園児の保護者などから強い反対の声が出ています。
 議員団は、当市の幼稚園教育が多くの保護者から評価され、大きな役割を発揮していることを訴え、市長に対して廃園を思いとどまるように強く申し入れました。


 予算要望の概要

(1)想定される災害規模の引き上げなど、防災計画の見直しを
(2)東日本大震災の被災者の継続的な支援を
(3)定期的放射線測定、市民への情報提供と必要な対策を
(4)学校での細やかな放射線測定と保護者への周知を
(5)農作物の放射線測定と風評被害の防止対策を
(6)狭山市駅西口の活用、真の賑わいの創出を
(7)狭山市駅西口のエスカレーターの屋根工事の負担をURにも
(8)狭山市駅西口の横断歩道の設置を
(9)駅前公共施設利用者の駐車場(車・自転車)利用を無料に
(10)狭山有料環状道路(狭山大橋)の無料化の検討を
(11)現場要求に見合う職員数を正規の雇用で確保せよ
(12)祇園保育所の民間委託方針を撤回せよ
(13)保育所給食の民間委託をしないで
(14)入曽乳児保育所を就学前まで受け入れる保育所に
(15)市立幼稚園の統廃合方針を撤回せよ
(16)介護制度充実のため、人材確保、施設整備等の推進を
(17)介護保険料は基金などの活用で値上げをしない
(18)公契約条例の制定で、官制ワーキングプアを生まない
(19)住宅リフォーム助成制度の予算増、対象工事の拡大を
(20)駅前に無料駐輪場の設置と有料駐輪場の値下げを
(21)自転車道路の計画的整備を
(22)茶の花号のバスの台数を増やし、運行路線も増やす。福祉パスは西武バスで使え るようにすること
(23)市営住宅は現在の戸数を確保し、入居の保証人制度を利用しやすく改善する
(24)自然エネルギーの活用促進を
(25)消防広域化の方針を撤回し、市独自の消防力の強化を
(26)自衛隊の災害支援状況を明らかにし、除染状況の公表を
(27)自衛隊機の訓練飛行の縮小。夜間は原則中止を
(28)XC−2の入間基地配備に反対し、市民の命と暮らしを守る



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