狭山市駅西口事業
工事遅延とトイレの設置について
狭山市駅の改札口付近。記事と直接関係ありません。
狭山市議会の全員協議会が10月24日に開催され、狭山市駅西口事業の進捗状況について報告がありました。
内容は「市民広場工事の遅延」「2街区公益保留床の取得」「駅前公衆トイレの設置」の3項目についてです。
西口開発工事の遅延
東日本大震災と台風が影響
西口駅前で現在、工事が進められている市民広場は当初計画より約3ヶ月遅れて、来年4月に全面使用開始となります(通路部分の一部は今年の12月中旬より開通)。
その原因は、東日本大震災により、復興を目指す東北地方に建設資材と建設労働者が集中し、当市の工事への手配が滞ったことによるものです。また、秋に多発した台風と大雨も遅延に輪をかけてしまったとのこと。
報告を受けた議会から「こういう時にこそ、都市再生機構(UR)とゼネコンは地元の業者を使うように、市として強く働きかけるべきだ」との要請をしました。
市民交流センターの利用は7月
中央公民館や総合子育て支援センター、男女共同参画センター等が入る市民交流センターの完成も遅れ、工事の完了が5月の予定。その後に各種の検査を実施し、市民の利用開始は7月の中旬を予定しています。
市民交流センター取得の議案は、来年の3月議会での審査が予定されています。
駅前交番の跡地に公衆トイレ
狭山市駅西口には公衆トイレを2ヶ所設置しますが、一つはまちかど広場の中(現在の西口事務所の跡地)と駅前交番の移転後の跡地です。
駅前交番は来年3月に、狭山市駅西口の南側(西友前)から北側(スカイテラス前、西武の駐車場入口の隣)に移転する予定で、その跡地に公衆トイレが設置されます。
高齢者や障害者に配慮したバリアフリー化の他、多機能トイレも設置されるとのことで、利用は来年7月を予定しています。