トップページ もどる
議会報告
議員団紹介
議員団だより
猪股 嘉直
大沢えみ子
広森すみ子
リンク集

議会報告
狭山市内(15地点)の空間放射線量の測定結果
ICRP勧告の線量限度以下 =9月16日分=
 狭山市は、9月16日に市内15地点について空間放射線量の測定を実施し、測定値から年間換算値を算出したところ、「全ての地点で国際放射線防護委員会(ICRP)で勧告された公衆の線量限度(1mSy=自然由来を除く=)を下回っていたと」発表しました。
 
 当面、毎月実施 
   市内をカバーする15地点で
 

 狭山市の測定は、市内全域の空間放射線量の把握と市民への情報提供を目的にしたもので、当面の間、定期的(毎月1回程度)実施する予定とのことです。
 測定の地点(左の図参照)は狭山市内の区域を2q間隔のメッシュに区切り、各メッシュについて1地点(計15地点)の測定点を設けています。
測定機器は、堀場製作所製のシンチレーションサーベイメーターPA・1000Radi(γ線専用の携帯用簡易測定器)で、狭山市が6月に初めて測定業者に依頼したとき、測定に使われたものと同一の機器です(尚、日本共産党狭山市委員会も、独自に同機種の機器を購入し、10月から市内での測定を開始する予定です)。
 測定方法は、測定場所の見通しの良い箇所を1地点選定し、その地上5p、50p、および1mの高さで、それぞれ連続して5回測定し、その平均値を測定結果としています(結果は狭山市のHPに掲載)。

年間換算0・568mSv以下

 その結果15地点の空間放射線量値は1時間当たり0・045〜0・108μSvの範囲で、年間換算した際、0・237〜0・568mSvとなり、国際放射線防護委員会(ICRP)が勧告した公衆の線量限度の1mSy(自然由来を除く)を下回っています。
 狭山市は、この測定結果を発表するに当たり、「簡易測定器による結果であることから、一定の測定誤差が見込まれるため、参考値として認識すること」「測定結果には人口放射線以外に自然由来(地上、宇宙等からの放射線)も含まれることを留意点として述べています。
 また、年間値の換算方法は下の「年間値の測定方法」を参照にしてください。
 埼玉県でも県内116ヶ所の空間放射線測定を定期的に実施しており、狭山市内でも3地点で測定されています(結果は埼玉県HPに掲載)。



空間放射線量 測定地点

1)智光山公園 こども動物園 2)下奥富運動公園 3)新狭山地区センター 
4)水富小学校 5)西中学校 6)中央中学校 7)寿荘 8)愛宕神社児童遊園地
9)笹井小学校 10)狭山稲荷山公園 11)富士見公民館 12)狭山台幼稚園 
13)赤坂の森公園 14)南小学校 15)入曽運動広場


 年間値の測定方法

「福島県内の学校の校舎・校庭等の利用判断における暫定的考え方について」の算出方法(屋外8時間、屋内16時間)に基づき年間の値を推計しました。
【計算方法】年間換算値(mSv/年)=[測定値(μSv/時)×8時間〈屋外にいる時間〉+測定値(μSv/時)×0.4〈屋内での放射線低減率〉×16時間〈屋内にいる時間〉]×365÷1000
インデックス ページのトップ