中央公民館の駐車場・駐輪場 来年度から有料化
狭山市議会の第２回定例会が始まり、６月３日には市長提出の11議案についての質疑が行われました。
今議会では、狭山市駅西口の「市民交流センター」の設置、これに関連する、公民館条例・自転車駐車場条例の一部改訂なども提出されています。
病後児保育こそ必要
日本共産党の広森すみ子議員は、市民交流センター内に設置する予定の子育て支援センターについて、「一時預かり保育は、すでに保育所13ヶ所で行っており、むしろ病後児保育が必要ではないのか」と質しました。担当部長は、「この施設では、一時預かり保育を行う」と、病後児保育は実施しない旨の答弁をしました。
公民館は公共交通機関で、と
猪股嘉直議員は公民館条例の一部改訂議案で、「市民交流センター内に中央公民館が入ったとき、駐車場と、自転車駐輪場はどうなるのか」と質しました。担当所管は、「有料の施設を使うことになる。できるだけ公共交通機関を使うように」と答弁しました。
猪股議員は、「公民館活動では、活動によって荷物も多くなることが予想され、公共交通の利用だけでは不便をきたすこともある。また、市内全域から中央公民館までの交通が網羅されているわけではない。無料で使えるように、見直しが必要だ」と指摘しました。
富士見の無料自転車駐車場
土地は売却し、閉鎖の予定
自転車駐車場条例の一部改訂は、市民交流センター内に新たに有料自転車駐車場を３５０台分設置するための議案です。これに関連して広森議員が、「富士見集会所に隣接する無料自転車駐車場は今後どうなるのか」と質しました。
担当部長は、「現在使用している土地は２０１３年か14年頃、売却予定で、その時点で無料自転車駐車場は閉鎖の予定」と答弁しました。
富士見小に学童保育室設置
定員を増やしてと主張
富士見小学校内に二つの学童保育室（50人と30人定員）が設置されることから、学童保育室条例の一部改訂も提案されています。
大沢えみ子議員は、二つの学童保育室で定員の合計が80人であることから、「今までも定員をオーバーしたことがあった」と指摘し、「50人ずつの保育室設置ができなかったのか」と質しました。
担当部長は、「現時点で78人の利用であり、十分対応できる」と答弁しました。
