今日は、多良岳神社の境内で町内各地区の浮立が演じられました。
私が子供だったころは、「糸岐クンチ」といって10月の下旬に行われいました。糸岐地区の各区内を行列し、要所要所で演じていました。現在は、日も変わり、多良地区と糸岐地区内各区の浮立を一堂に集めて行われているようです。太良の浮立の「競演」と言うべきでしょうか。
私は、全部見ることは出来ませんでしたが、小田・陣の内区の浮立、瀬戸区の浮立、川原区の浮立を見ることができました。
各区の浮立に共通するパターンがあるようです。まず、「腰元行列」とでもいったらいいでしょう。きれいにお化粧をしたかわいい少女達の行列。最年少は3才と紹介されていました。
つづいて、「しゃのけ」をかついだ大人の行列。各区の中堅である親父さんたちの頼もしい行列です。重たい「しゃのけ」を担ぎ、掛け声とともに相棒と受け渡しします。「しゃのけ」が空中を舞いながら飛び交い、それを見事に受けとめると拍手かっさい、見とれてしまう光景です。瀬戸区の行列でしたが、こしに「ひょうたん」をぶら下げた年輩の方の踊りは、文字どおり踊りを楽しんでいるといった様子で印象に残りました。
そして最後は、若者と少年達の面浮立の行列。鬼の面をかぶって、太鼓を打ちながらの行列は元気一杯でそれぞれの地区の勢いを示していました。まだ、小さくて鬼の面をつけてもらえない子供たち(おそらく就学前)も一生懸命踊っていました。娘達と、親父さん、そして若者と少年達---それがセットとなった各区の浮立を見ながら何かしら感慨に打たれました。少年・少女達を育て、若者をきたえあげる親父さんたち、そして今日は、ご馳走をつくってみんなにふるまっているであろうお母さん達、腰を下ろして浮立をながめているお年より。こんな地域の姿がかって日本中どこにでもあったんだなと思いました。今は、うすくなってしまった地域のこのような連帯・結びつきを再現することが太良町の再生の最大の課題だと思いました。
40数年振りでふるさとの浮立を見ながら、こんな思いにかられました。浮立がおわったら、太良は稲とミカンの収穫にはいります。
きれいにお化粧した少女達のかわいい行列
親父さんたちの「しゃのけ」。重い「しゃのけ」が空中を舞います。
若者と少年達の面浮立
祭をもりあげる笛とはやし方
熱演する少年ふたり。「親はどこにいる」と声援が飛んでいました。
赤獅子を青獅子。司会者の紹介では、大変セクシーな踊りだとのことでした。
見物する人もいっぱい。露店もでていました。