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水害時 避難所1万人不足

 

 台風に備えて、利根川などが越水したとき、住民が避難する避難場所の確保が喫緊の課題です。

 予算市議会(3月5日・本会議)で私は、水害時に広域避難する避難場所の不足、およそ1万人分を確保するよう、市長に求めました。

 

 

 一昨年の台風19号では、利根川などの水位が急上昇し、大越・樋遣川・北川辺・大利根の地域住民3万人が緊急避難しました。

 地球温暖化による気候変動で台風が大型化し、毎年、全国的に大きな被害が発生しています。市内を大河川の利根川と渡良瀬川が流れ、近隣を荒川が流れる加須市は、台風に備えて避難場所を確保することが、住民のいのちを守ることにつながります。

 

コロナ禍で県外避難は不可能に

 台風19号の際は、県境を超えて、群馬・栃木・茨城に広域避難しました。ところが、コロナ禍のもとで、県外避難が不可能になりました。

 そこで、広域避難対象3万人のうち、親戚など自主避難する人を除き、約2万4千人分の避難場所を、加須市内で確保することが大きな課題です。

 

 

「3密」対策で収容人数7,000人に減少

 これまで市は、公共施設等屋内避難場所を41か所、2万4300人分を確保しました(今年1月時点)。しかし、コロナ禍の下で、「3密」を避けると、収容人数はおよそ7,000人分しかありません。

 市は、この他に駐車場を5か所、1,386台分を確保しました。1台に2人避難と仮定し、約2,700人分の車中泊しか対応できません。

 

 

1万人の避難所が不足…

 予算市議会で私は、水害から4地区住民のいのちを守るため、車中泊を含めた避難場所の確保を市長に迫りました。

 大橋良一市長は、「車中避難を今のところ1万1,000人の収容を考えている。両方(車中泊と屋内施設の避難)あわせて1万7,000人という今の状況です」と答えました。車中避難の場所は学校の校庭を想定したものです。

 私は「もっと綿密に避難場所を押さえる必要がある」と強調しました。

2021/4/11