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日本共産党杉並区議団ニュースNO.444(杉並区議会第3回定例会報告_2025年11月号) |
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日本共産党杉並区議団ニュース№444を発行しました。杉並区議会・第4回定例会の報告を掲載しておりますので、ぜひご覧ください。 日本共産党杉並区議団の提案で、岸本区長のもと、杉並区政が前進!!
防災・福祉・教育・気候危機対策
進む、対話と自治のまちづくり杉並区議会第3回定例会が9月9日から10月15日まで開催され、岸本聡子区長の就任3年目となる2024年度(令和6年度)の一般会計および各特別会計決算が認定されました。 岸本区長のもとで進められている「対話の区政」は大きく前進し、防災・福祉・教育・環境など各分野での取り組みが着実に進展しています。また、前区政から引き継いだ「負の遺産」の解消も確実に進んでいることが、日本共産党区議団の論戦を通じて明らかになりました。 以下、その一部を紹介します。 ≪ 1.教育 ≫■前・田中区政では・・・【コロナ・物価高騰を理由に負担増】 2021年度、コロナ禍を理由に「中学校修学旅行費補助金」を廃止し、2022 年度は物価高騰を理由に給食費の値上げを行いました。 ■岸本区政で・・・ 【小・中学校の給食費無償化『拡大』!!子育て世帯の負担『軽減』へ】 2023年度にスタートさせた学校給食費の無償化を、2024年度には、国・私立へ通う児童・生徒や、不登校児童・生徒にも拡大しました。(給食費相当分を各家庭に支給)。共産党区議団は2017年から議会質疑や条例提案を行い、継続して無償化を求めてきました。 『9年間で62万円の負担軽減‼』 ○給食費無償化による一人当たりの負担軽減額(年額) 小学生1・2年生…6万0,873円 小学生3・4年生…6万5,404円 小学生5・6年生…7万0,132円 中学生……………7万7,546円 (2025年当初予算単価、杉並区決算資料より) ≪ 2.住宅 ≫■前・田中区政では・・・【再三の指摘にも無為無策】2022年当時、東京23区で19区が家賃助成を実施していましたが、前区長は共産党区議団の再三にわたる提案に耳を貸さず、住宅施策の深刻な遅れを招いていました。 ■岸本区政で・・・【家賃助成、転居費用助成の開始。子育て世帯や住宅確保要配慮者への支援『拡充』!】2025年度から、ひとり親・多子世帯への家賃助成、および住宅確保要配慮者への転居費用助成を開始し、住宅施策が大幅前進しました。 ➡家賃助成の詳細はコチラから(区HP) ≪ 3.福祉 ≫■前・田中区政では・・・【検討と言いながら放置】2021年当時、東京23区で補聴器購入費助成が進むなか、前区長は全く手を付けることはありませんでした。 ■岸本区政で・・・【補聴器購入費の助成実施!】2025年度から、ひとり親・多子世帯への家賃助成、および住宅確保要配慮者への転居費用助成を開始し、住宅施策が大幅前進しました。 ➡補聴器購入費助成の詳細はコチラから(区HP) ≪ 4.気候変動対策 ≫■前・田中区政では・・・【ずさんな計画が対策の遅れに】2018年策定の「温暖化対策実行計画」では、2021年度までにCO2排出量を3.8%削減(2005年度比)する目標でしたが、目標数値は、計画策定前の2015年にすでに達成済みであり、ずさんな計画が対策の遅れに繋がりました。 ■岸本区政で・・・【計画を拡充し、再エネ助成件数『急増』!】共産党区議団は前区長に対して「温暖化対策抜本的強化への提言」を2度にわたり提出するなど、対策強化を求めてきました。 ○温暖化対策予算の2020年度と2024年度の比較・杉並産エネルギーの創出と省エネルギーの推進・・・・・12倍 (2024年度は省エネ家電買い替え助成を実施) ・再生可能エネルギー等助成・・ 3倍 ・省エネ推進・・・・・・・・ 1.5倍 ○省エネ機器等の2024年度購入費助成件数①太陽光発電システム・・・5.4倍②蓄電池システム・・・・・5.3倍 ③エコキュート・・・・・・2.5倍 ④事業所等へのLED化・・・ 1.2倍 ※①〜③は2021年度比、④は2022年度比 ≪ 5.区民参加 ≫■前・田中区政では・・・【住民意見の反映がなかった前区政】「パブリックコメントに対して個別に言わない方は、施策についての同意がある」と言って住民の声を蔑ろにし、学校統廃合や、児童館・ゆうゆう館の廃止など多くの計画を強行しました。 ■岸本区政で・・・【「対話の区政」で進む区民参加】「区民と区長の対話集会」や「(仮称)デザイン会議」、「気候区民会議」の開催など、対話の取り組みは昨年1年間で130回以上、延べ5,000人の区民が参加しました。区民意向調査にも「対話の区政」を歓迎する声が多く寄せられています ≪ 岸本区政で、ジェンダー平等の 取り組みが加速!! ≫共産党区議団は、ジェンダー平等の実現に向け、長年にわたり取り組んできました。引き続き、すべての人の人権を尊重する杉並区を目指していきます。【ジェンダー主流化実現へ】「ジェンダー平等に関する審議会」が設置され、今年9月に答申が提出されました。ジェンダー主流化を、区の施策の中で実現していくための重要な一歩です。【生理休暇の有給化】23区で初めて、会計年度任用職員(区の非正規職員)の生理休暇が有給となり、取得者数が約4倍に増加しました。【パートナーシップ制度】2023年からスタートしたパートナーシップ制度は、2年半で登録が54組に。今後も事実婚カップルへの対象拡大を求めていきます。 【「生理の貧困」への対策】女性の健康衛生と尊厳を守る取り組みとして、区民センター6か所と区役所本庁舎に無料の生理用品が設置されました。≪ 岸本区政で、防災対策も着実に ≫【区内建築物の耐震化率が上昇!】耐震診断件数は前年の約2倍、改修助成も増加し、耐震化率は95.6%と年度目標を超過。【エレベーターの閉じ込め防止対策】区立施設のエレベーター内に防災備蓄セットを配備開始!前区政が全く取り組まなかった閉じ込め防止対策が前進しました。≪ 前田中区政の「負の遺産」を解消 ➡ 公平・公正な区政運営へ ≫【前区長の税金ゴルフ出張問題を是正】◆税金使ってゴルフ出張 共産党区議団が告発!!前区長は、毎年、群馬県のゴルフ場で開かれる区内経済団体・幹部会に参加。夜は宴会、宿泊、翌日は団体幹部とゴルフコンペ。コロナ緊急事態宣言下に、区長と幹部職員が県境を越えてゴルフ場に出向いたことが、マスコミでも大きく報じられました。移動・宴会・宿泊費は税金から出張費として支出。区の委託事業者など、利害関係者と区長・区職員の接触も問題になりました。 ◆岸本区長 幹部会へはオンライン参加ゴルフ場で開かれる経済団体・幹部会へは、岸本区長も区職員もオンラインで参加。ゴルフコンペには参加していません。◆岸本区長 利害関係者との不適切な接触を禁止へ!!岸本区長は、服務規程の改定、指針の策定により、禁止事項を明確化し、利害関係者との遊戯(麻雀等)やスポーツ(ゴルフ等)を禁止しました。➡「利害関係者との接触に関する指針」についてはコチラから(区HP) 【公用車の私物化問題を解消!!】◆前区長、毎日のように「夜の公務」で新宿などへ…2017年の区長専用車の運行記録では、午後11時以降まで運行していた日数は80日と全運行日の約3割に。そのうちの深夜0時以降は27日。また、選挙応援に公用車で駆けつけるなど、甚だしい私物化が問題となりました。◆専属運転手は過労死寸前の勤務当時、専属運転手の時間外労働は毎月100時間超。7、10月は180時間以上、1月は222時間に。過労死ラインをはるかに超える時間外労働が常態化していた実態を、共産党区議団が告発していました。◆岸本区長 区長専用車を廃止岸本区長の登庁は自転車か公共交通機関。車で移動が必要な時は区職員が利用する共用の公用車を使用しています。それにより、運転手の長時間過密労働が解消され、2024年度100時間超の残業はゼロとなりました。【過去の事例から見る政治倫理のあり方について】利害関係者との不適切な関係という点では、前区長による政治資金パーティーの問題についても、共産党区議団は当時から議会で取り上げてきました。区の利害関係者が前区長の政治資金パーティーの開催に関与し、区職員や区内事業者などにパーティー券の購入を働きかけていたことは、区長としての政治倫理の欠如を示す重大な問題です。前区長は現在も政治資金パーティーを継続しており、政治と金の問題の解消が引き続き求められます。 PDF版の区議団ニュース(印刷用)は、以下のファイルをダウンロードしてください。 (日本共産党杉並区議団ニュースNO.444(杉並区議会第3回定例会報告_2025年11月号)) |
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