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日本共産党杉並区議団ニュースNO.442(杉並区議会第2回定例会報告&田中ゆうたろう議員への懲罰処分可決_2025年8月号) |
日本共産党杉並区議団ニュース№442を発行しました。杉並区議会・第2回定例会の報告を掲載しておりますので、ぜひご覧ください。 ◆懲罰事犯者・田中ゆうたろう議員へ 杉並区議会として「戒告処分」の懲罰決定!! 杉並区議会第2回定例会が6月2日から6月30日までおこなわれました(6月19日閉会の予定でしたが会期を延長)。 今定例会では、田中ゆうたろう議員が第1回定例会の一般質問中、演台を叩き大声をあげた行為に対し「戒告処分」を科すことを賛成多数で可決しました。 交渉会派では杉並区議会自由民主党が反対し、無所属・都民ファーストの会(無都)は本会議場から退席しました。 ◇懲罰特別委員会で慎重な審査を実施 ■2月19日(第2回定例会本会議一般質問) 田中ゆうたろう議員が、教育長や区職員に顔を向けながら右手を振り上げ、演台を強く叩き「ふざけるなと言っておきます」と大声を張り上げる。 ■2月21日 杉並区議会会議規則第104条(戒告文参照)に抵触する行為とし、日本共産党区議団を含む杉並区議会議員有志21名が田中ゆうたろう議員に対する懲罰動議を議長へ提出。 ■3月18日 杉並区議会初の懲罰特別委員会を設置。その後、6月16日まで8回にわたる審査を実施。学識経験者の参考人招致、公聴会を実施しての住民の意見聴取など慎重な審査をおこなう。(「無都」は、懲罰の審査や採決にも参加しないことを宣言し、8回の審議には参加せず) ◇3度目の弁明でも暴言を連発 6月19日、懲罰の議決に先立ちおこなわれた弁明で、田中議員は、懲罰特別委員会及び正副委員長、区長をはじめ理事者、個別会派、個別議員、議会全体に対する無礼な言葉を繰り返し発言しました。そのうえ弁明中に再び机を叩きました。 弁明後に行われた採決で賛成多数で戒告の懲罰を科すことを決定(田中議員は採決時は除斥※上表参照)。議長は懲罰の宣告及び戒告文を朗読するため田中議員に入場を求めましたが、入場を拒否。議長から「懲罰の宣告及び戒告文の朗読は、本人が出席の上で行うものであり大変遺憾である」との意向が示され、全会一致で会期の延長が決定されました。田中議員に対しては議長名で出席要請が発送されました。 ■田中ゆうたろう議員の6月19日弁明の際の暴言(一部) 「有権者の血税でぬくぬくと飯を食わせていただいているわけでしょ。たかが机を叩かれたぐらいで、威圧的に感じただのなんだの、ふざけたこと言ってんじゃねえよ。バカかお前ら。いい加減にしろ、お前ら。真面目に仕事やれ、この大馬鹿野郎が、と言うのがごくごく一般的な有権者が抱く、ごくごく一般的な感想というものではないでしょうか。」 「こんな馬鹿げた、疑義まみれ、瑕疵まみれの懲罰動議」 「この愚かな懲罰動議を出した21名の愚か者たちに厳重に抗議する」 ◇会期延長した6月30日本会議も退席 6月30日に開かれた本会議で、田中議員は「本懲罰は不当・違法・無効であり、退席します」と自席から声を上げ退出しました。議長は自席に戻るよう2度注意しましたが、議場に戻りませんでした。 日本共産党杉並区議団、立憲民主党杉並区議団、維新・無所属議員団の3会派合同で「二度にわたり懲罰の宣告及び戒告文の朗読を欠席した田中ゆうたろう議員に対する警告決議案」を理事会に提案しましたが、杉並区議会自由民主党が合意しませんでした。 議会の秩序を乱し、規律ある議会運営をないがしろにする田中議員に対して、議会運営委員会で厳正な対応がおこなわれないことは問題です。 懲罰の宣告及び戒告文の朗読は本人不在のもと、議長によって読み上げられ、戒告文は議長から田中議員に送付されました。 議員と理事者とが互いに敬意を持ち、言論により議論を深め区民生活の向上をはかることが議会の役割です。日本共産党区議団は多くの会派と協力して、議会運営の正常化のために引き続き全力を尽くします。 〇戒告文の原文はコチラから ➡ 田中ゆうたろう議員への戒告文(杉並区議会HP) ◆子どもの居場所の拡充、体育施設における高齢者使用料の減額、防犯機器等の購入補助など、補正予算を可決 ◇防災・防犯そなえよう カタログ冊子の全戸配布が8月5日から順次スタート! 3,000円相当の防災・防犯用品のいずれか1つを無料で選べるカタログ冊子の配布が始まります。首都直下地震や強盗・特殊詐欺などの犯罪から区民の命と財産を守るため、区内の避難所情報や避難行動、備蓄品などのアドバイス、住宅の耐震・不燃化などの助成制度も掲載しているカタログです。日頃からの備えのためにぜひご活用ください。 申込期限:11月30日(日) 杉並区防災・防犯用品配布事業コールセンター ☎0120-651-025 (月〜金 午前9時〜午後5時 土・日・祝除く) 〇詳細はコチラから ➡ 「防災・防犯 そなえよう すぎなみ 選べるカタログ」をお届けします!(杉並区HP) ◇第2回定例会で可決された補正予算の主な内容 くらしを守る施策が前進! ■防犯機器等の購入補助 個人住宅への強盗・空き巣などの防犯対策の支援。防犯カメラ・カメラ付きインターホン・センサーアラーム・センサーライト・防犯性能の高い錠・防犯フィルム・防犯砂利などの購入補助。9月1日から申込開始。 ・7,500世帯 ・1世帯あたり1回のみ購入費の3/ 4 上限3万円 〇詳細はこちら ➡ 杉並区防犯機器等購入補助事業(杉並区HP) ■施設使用料の引き下げ 65歳以上の高齢者の施設使用料が区内5施設の温水プール・トレーニングルームで開館中すべての時間で半額に※ 令和8年度からは子ども(高校生相当まで)の体育施設の一般使用の無償も実施予定 ■放課後等居場所事業を新たに10校で実施 岸本区政のもとで策定された「子どもの居場所基本方針」に基づき、放課後等居場所事業を新たに10校で実施、学童クラブの待機児童対策として5クラブで受け入れ枠を拡大。放課後等居場所事業は令和9年度までに区立小学校全校で実施予定。子どもの居場所が広がります。 ■保育料0〜2歳児(課税世帯)第1子まで無償化拡大 認可保育所・地域型保育事業で無償化。その他の保育施設についても助成額引き上げ。子育て世帯の負担軽減は重要です。 (他の記事はPDF版の区議団ニュースをご覧ください) PDF版の区議団ニュース(印刷用)は、以下のファイルをダウンロードしてください。 (日本共産党杉並区議団ニュース№442(杉並区議会第2回定例会報告&田中ゆうたろう議員への懲罰処分可決)) |
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