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杉並区議会有志20名で正副議長に対し、田中ゆうたろう議員の一般質問における発言について議事録の削除と関係者に謝罪させることを求める要請を行いました |
6月2日に行われた杉並区議会第2回定例会本会議にて、田中ゆうたろう議員は一般質問のなかで区内団体や個人について、事実誤認や無礼の言葉の使用し、且つ他人の私生活にわたる発言などを繰り返しました。 杉並区議会議員有志20名は19日に、問題発言を行った田中ゆうたろう議員に対して、議長の職責において問題となる発言の撤回と議事録の削除し、謝罪表明を要請することを求める要請文章を副議長に手渡しました。 (※HPへの掲載が出来ていなかったため、2025年2月21日に掲載しました。掲載記事の時系列管理の為、更新日は2023年6月7日としております。) 以下、要請内容です。 杉並区議会議長 井口かづ子 殿 杉並区議会副議長 渡辺富士雄 殿 田中ゆうたろう議員の一般質問における発言について
議事録の削除と関係者に謝罪させることを求める要請 2023年6月7日 ブランシャー明日香(緑グ) 松本浩一(立憲) 和氣みき(共産) 松尾ゆり(杉わ) 前山なおこ(立憲) 奥田雅子(生ネ) てらだはるか(立憲) そね文子(生ネ) 山名かなこ(れ耕) 山田耕平(共産) 奥山たえこ(れ耕) 富田たく(共産) 鈴木ちづる(維新) くすやま美紀(共産) 松本みつひろ(維新) ひわき岳(立憲) 小池めぐみ(共産) 安田マリ(立憲) 酒井まさえ(共産) ※議席番号順 赤坂たまよ(立憲) 2023年6月2日、杉並区議会第2回定例会の一般質問で田中ゆうたろう議員は、事実誤認や無礼の言葉の使用、他人の私生活にわたる言論など、地方自治法132条の規定に抵触する発言を行いました。私たち議員有志は、下記の通り、議長の職責において田中議員に対して、発言の撤回と議事録の削除、謝罪表明を要請することを求めます。 記 1. 区内で活動する実在の団体「杉並から差別をなくす会」の呼名を取り上げ「構成員が暴力事件で有罪判決を受けた」などと断定していますが、当該団体への聞き取り調査の結果、この指摘が事実ではないことが明らかとなりました。さらに、当該団体は組織として「しばき隊(後継CRAC)」とは無関係であり、同一団体として一括りにし、議会質疑で取り上げることは極めて不適切です。よって、該当する部分の議事録の削除と田中議員本人による当該団体への謝罪を求めます。 2. 岸本区長に対して、区長の公務外での私的な行動を議会で取り上げ、服装や行動について問題があるかのように発言しました。 また、特定の議員のSNSでの発言や議員名を名指しし、一般質問の場で区政とは関係の無い私生活に関する事柄に関して、事実と異なる発言やプライバシーの暴露を強要する発言を繰り返し、個人の名誉を貶めました。 本会議や委員会の場は地方公共団体の事務に関わる公の問題を議論する場であり、議事に関係のない個人の私的な問題を議論すべきでありません。 地方自治法132条に規定する「他人の私生活にわたる言論をしてはならない」「無礼の言葉」の使用にあたるものであり、該当する部分の議事録の削除と個名を取り上げた議員及び区長への謝罪を求めます。 3. トランスジェンダーと犯罪者を結びつける印象操作を行い、性的マイノリティの人権を侵害する発言を繰り返しました。この発言は「杉並区性の多様性が尊重される地域社会を実現するための取組の推進に関する条例」の第4条(性を理由とする差別等の禁止)にも抵触するものであり、該当する部分の議事録の削除を求めます。 4. 議場及び傍聴席に対して、「黙れ」と発言する等、議場での恫喝発言を繰り返しました。区議会議員の発言は「発言自由の原則」により保障されていますが、議会の規律、品格を乱すような発言は厳に慎むべきです。田中議員に猛省を求めると共に、該当する部分の議事録の削除を求めます。 以上 ダウンロード用のPDFファイルはこちらです。 (田中ゆうたろう議員の一般質問における発言について議事録の削除と関係者に謝罪させることを求める要請) |
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