|
声明・申し入れ |
> indexに戻る |
田中ゆうたろう区議会議員に対し、杉並区議会8会派(23議員)で抗議文を提出しました |
この間、田中ゆうたろう議員は区議会の場で、誹謗中傷やデマ、個人を侮辱する発言を繰り返しており、区議会の品位を貶め、区民を愚弄するものと言わざるをえません。こうした態度を改めるよう、杉並区議会の8会派(23名)は連名で、田中ゆうたろう議員に対し抗議文を手渡しました。 賛同会派は次とおりです。(区議会HP会派別の一覧順) 日本共産党杉並区議団、立憲民主党杉並区議団、維新・無所属議員団、区議会生活者ネットワーク、れいわを耕す、参政党杉並、緑の党グリーンズジャパン、杉並わくわく会議 田中ゆうたろう区議会議員 殿 2023年12月20日
日本共産党杉並区議団 立憲民主党杉並区議団 維新・無所属議員団 区議会生活者ネットワーク れいわを耕す 参政党杉並 緑の党グリーンズジャパン 杉並わくわく会議 抗議文 貴職の議場における発言、態度は、区議会の品位を貶め、区民を愚弄するものであり、議員の職責を担う私たちは、これを看過することができません。 よって貴職に対し、以下抗議します。 貴職は12月6日、杉並区議会第4回定例会本会議の討論の場において、議案の賛否とは全く無関係の発言を延々と披瀝し、議長の制止にもかかわらず、他の区議会議員や区長を含む理事者、及び議会とは無関係の市民団体に対して、事実を捻じ曲げた誹謗中傷や、自らの感情に任せた侮辱発言を繰り返しました。 (1)11月4日、貴職ら複数人は、難民・移民を支援するチャリティイベントに訪れた際、参加者のプライバシーに言及し参加者に対して当人の気分を害する発言を行い、主催者から退去を求められました。その際、貴職ら一行は外国籍の参加者から「差別やめて」「あなた神様を殺す」との批判を受けました。このことを受け、12月6日の討論で貴職はこうした言葉を捻じ曲げ「区民を殺すと脅迫する外国人」と発言し、参加者をまるで犯罪者のように表現しました。非暴力で平和的に退去を求めていた主催者に対しても「区立公園から暴力的に排除する者」と事実を捻じ曲げた誹謗中傷を浴びせています。 これらの発言は事実と異なるだけに留まらず、外国人への差別煽動発言でもあります。こうした発言を繰り返すことにより、外国人への偏見と差別を助長し、日本に暮らす難民・移民の方たちや支援者を応援するというチャリティイベントの主旨を誤った形で広め、イベントを運営されている主催者や参加者をも侮辱することに繋がっていると言わざるを得ず、断じて許されません。 (2)区長に対し「杉並区民なんか死ねばいいと思っているんじゃないですか、はっきり言って。」と身勝手な推測に基づくものと思われる発言をしています。これは、区長に対しての侮辱発言であると同時に、区長を信任した区民をも侮辱する発言であります。 区議会議員が、議場の場を利用して他人を攻撃し傷つける発言を行うことは、杉並区民に対する侮辱であり、杉並区議会の品位を汚す行為として、私たちは看過することは出来ません。 (3)貴職は議案に対する討論が終了した後に、自らの私見と思われる発言をつづけ、その間、議長からは2度に渡って議事進行上の注意を受けています。にもかかわらず、長時間にわたって発言を繰り返しました。議事運営を司る議長の注意にも従わない貴職の姿勢は、区議会の議会運営を蔑ろにするものです。 貴職のこうした行動は、以下の法令及び、貴職自らもその一員として定めた杉並区議会基本条例に抵触するものと厳しく指摘するものです。 【地方自治法】 第89条第3項「前項に規定する議会の権限の適切な行使に資するため、普通地方公共団体の議員は、住民の負託を受け、誠実にその職務を行わなければならない」 第132条「普通地方公共団体の議会の会議又は委員会においては、議員は、無礼の言葉を使用し、又は他人の私生活にわたる言論をしてはならない。」 【杉並区議会会議規則】 第104条「議員は、議会の秩序及び品位を重んじなければならない。」 【杉並区議会基本条例】 第5条(1)「選挙により選ばれた議員であることを自覚し、常に品位を保持し、政治倫理の向上に努めること。」 貴職におかれましては、議場におけるデマや誹謗中傷等の発言を猛省し、真摯な態度で議会に臨むよう強く求めます。 以上 ダウンロード用のPDFファイルはこちらです。 (田中ゆうたろう区議会議員に対する抗議文(8会派連名)) |
Tweet |
このページの先頭へ ▲ |