|
声明・申し入れ |
> indexに戻る |
公園遊具の撤去に関する申し入れ |
日本共産党杉並区議団は、1月30日に田中区長に対し以下の申し入れを行いました。 杉並区長 田中良 殿 2019年1月30日
公園遊具の撤去に関する申し入れ
日本共産党杉並区議団 杉並区が、区内の公園で公園遊具の撤去工事を突然はじめたことに、利用児童や保護者、周辺住民から怒りと工事中止を求める声があがっています。 住民から寄せられた情報では、区は、公園を封鎖したバリケードに「改修工事のお知らせ」看板を貼っただけで工事を進めており、住民からは、「掲示から着工までの期間があまりにも短い」「利用者軽視の一方的な通告」との批判の声が寄せられています。また、公園を利用する保護者や団体への通告が不十分だったために、近くの保育園では公園を使うために行ったら、遊具がなくなっていて使えなかったという事態までおきています。また、現況・完成平面図が小さく見づらい、遊具を封鎖するためのバリケードが倒れ、だれでも工事現場に入れる状態になっているなど、工事の安全管理に対する杜撰さも目立ちます。 そもそも公園遊具は、公園での遊びを通して心身の発達、自主性、創造性、社会性を培うなど、子どもたちの成長にとって重要な役割をもっています。安全性確保のためnに改修する必要があっても、国土交通省の「遊具の安全に関する指針」でも示しているように、「子どもの冒険や挑戦のできる施設としての機能を損なわないよう、遊びの価値を尊重」すべきです。 また、子どもの遊具にかかる問題でありながら、事前に児童や保護者、利用者との合意もなく一方的に、撤去工事を進めることは許されません。「指針」でも、「計画段階から」「情報を共有・交換」し「保護者・地域住民と連携」することが強調されています。 しかも、今回の遊具撤去・改修計画については、区議会には何の説明もないまま、すでに実施されていることも見過ごせません。 日本共産党区議団は、公園遊具の撤去・改修にあたって、下記の対応をとるよう申し入れます。 記 一、現在すすめている撤去・改修工事は中止し、再検討すること。 二、再検討にあたっては、公園を利用する保護者や近隣住民などと協議をし、住民合意で進めること。 以上 (公園遊具の撤去に関する申し入れ) |
Tweet |
このページの先頭へ ▲ |