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声明・申し入れ |
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杉並区内での豪雨対策強化に関する申し入れ |
日本共産党杉並区議団は、杉並区に対し、この間発生している区内での水害被害についての対策強化を求める申し入れを行いました。 申し入れ内容については、以下の通りです。 杉並区内での豪雨対策強化に関する申し入れ 杉並区内では、短時間豪雨によって、8月13日には久我山駅北口が浸水し、27日にも阿佐ヶ谷駅をはじめ区内各地で道路冠水、商店街などへの浸水等の被害がおきました。 今回の水害は、10分間の降雨量が数十ミリになるなど、局地的な短時間豪雨によって下水管や貯留管が雨水を呑みこめず、マンホールから雨水が噴き出すなどの事態がおきました。 最近の気象状況では、こうした短時間の局地的豪雨が今後も起きることは否定できず、今回のような事態への対策の強化が求められています。今回の状況に即し、より抜本的な対策をとるよう要望するものです。 記 ①東京都と連携し、8月13日、27日の豪雨被害の状況と地域ごとの原因を調査・分析し、対策を検討すること。 ②災害ごみについて、浸水被害のあった近隣商店や住宅などに対し、区が無償で回収するなど適切に対応すること。 ③今回の事態をうけて、都の「豪雨対策下水道緊急プラン」の緊急対策地区に久我山地区などを追加するよう、都に求めること。 ④対策の検討にあたっては、従来の対策にとどまらず、10分間で20〜40ミリなど短時間豪雨への対応を新たに検討すること。 ⑤8月13日発生の久我山駅前水害について、ただちに下水管改善策等を行うこと。 ⑥27日水害箇所についても、雨水升の増設など、ただちに実施できる対策について、都と協力し実施すること。以下発生している地域について、早急に対応すること。 ・久我山駅北部の、都営住宅内の公園等公有地を活用するなど、対策をおこなうこと。 ・阿佐ヶ谷駅付近の浸水被害について被害状況の把握、及び雨水流出抑制施設の調査・分析をおこない、さらなる雨水流出抑制施設の増強、増設を行うこと。また、被害を受けた商店や民家には防水版の周知を行い、設置を促すこと。設置できない建物のために土嚢置き場を設置し、周知すること。 ・善福寺1丁目浸水多発地域について、さらなる雨水バイパス管の増設を検討するとともに、排水ポンプの常設等、緊急時に排水が行われるようにすること。 ・堀ノ内3丁目48番66付近の民有地について、近隣の区道、及び堀ノ内東公園からの雨水の流入を防ぐため、公園や区道に雨水浸透桝の増設や排水設備の増設等を行うこと。 ・和泉4丁目40番28号付近の環七通りに面した民有地について、環七名通りなどからの雨水の流入を防ぐため、東京都と協力し雨水浸透桝の増設や排水設備の増設、雨水バイパス管の設置等を行うこと。 ・環八通りの中央線アンダーパスについて、都と協力して排水ポンプの設置や排水管の増設などの冠水対策を行うこと。 ⑦区内西荻北4丁目水害対策では、停止している武蔵野市の下水道管増設工事が進められるよう、都を通じて武蔵野市に働きかけること。 ⑧緊急対策を図るとともに、貯留施設の整備など抜本的な改善策を強化すること。 ⑨杉並区が雨水流出抑制策を強化出来るよう、区が行う施策への補助制度を抜本的に拡充するよう、都に求めること。 ⑩各地で発生した道路冠水や浸水の被害箇所をHPなどで広く区民に周知し、注意喚起を図ること。また、早急に「杉並区洪水ハザードマップ」を更新すること。 以上 (杉並区内での豪雨対策強化に関する申し入れ) |
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