新井正則前衆院議員買収事件 市議10人欠員で補選 自民党・新井正則衆院議員陣営の 市議会議長、市議の選挙違反による逮捕について 日本共産党所沢市議団は1月16日、次のコメントを発表しました。 本日、公選法違反で逮捕・起訴された自民党・新井正則衆議院議員陣営の所沢市議会議長を含む市議9名が逮捕された。このことは、市民の市議会への信頼を大きく裏切り、市議会の権威をも汚す許しがたい事態である。 先に逮捕・起訴され辞職した砂川いくお前市議同様、政治家としての政治的・道義的責任をとり辞職すべきである。 辞職後は、市議会議員の補欠選挙を早急に実施し、あらためて政治と金の問題で市民の審判を仰ぐべきである。 買収の原資となったのは我々の税金の政党助成金である。政党が自由に使えるために、助成金を流用した不正腐敗は後をたたず政治腐敗の温床となっている。 この際、同助成金の是非をめぐって市民の信を問うことは、今回のいきさつから当然と考えるものである。 新井正則前衆議院議員買収事件 逮捕された市議会議員9人はただちに辞職を! 買収資金は私たちの税金(政党助成金)です | 逮捕された議員の辞職を求め駅頭で訴える党市議団(1月16日所沢駅西口) | 買収による選挙違反で逮捕され辞職した前衆議院議員新井正則、前市議砂川育雄両氏につづき、1月16日さらに9人の市議会議員が逮捕されました。 これは、今回の事件が全市的範囲で、組織的に行なわれたことを示しています。 実際、選挙活動中は21議員クラブの自民党員の議員が、激しい行動を連日繰り広げており「あの議員がどうして入っていないのか」という市民の疑惑が後をたちません。徹底した解明が強く求められます。 今回「票のとりまとめに使われた買収資金」は、国民の税金である「政党助成金」でした。 「政党助成金」は、政党が「自らの力で支持者から集めるべき資金を、税金で埋め合わせる」憲法違反の制度で、日本共産党だけは、いっさい受け取りを断ってきたものです。 「国民の税金をつかって票を買い取る」二重の犯罪にあたります。 みなさん!声を大きくして「すぐに辞職しなさい」の運動を広めましょう。 逮捕された所沢市議 砂川育雄(54) | 3期 辞職 | 本橋栄三(54) | 3期 議長 | 青木 茂(67) | 6期前議長 | 島田孝男(64) | 4期元議長 | 野沢 操(70) | 3期 | 山下みさ(65) | 3期 | 鹿島貴久二(50) | 2期 | 中 毅志(38) | 2期 | 大舘隆行(50) | 1期 | 増田隆信(44) | 1期 | (※10人逮捕され1人は辞職) | | 埼玉・所沢 逮捕9市議に辞職求めよ 会派代表者会議 共産党が主張 新井正則・前自民党衆院議員(埼玉8区)派の選挙違反事件にかかわって、埼玉県所沢市議9人が逮捕された問題で19日、所沢市議会は会派代表者会議を開きました。日本共産党市議団の荒川広団長は「市議会として9議員に対し、道義的責任を取って辞職するよう求める意思表示をすべきではないか」と提案。名会派が持ち帰って検討することになりました。 この日の会議は、9市議が逮捕されたことについて会議を開くべきだという、日本共産党議員団の提起を受けて開かれたもの。会議では市議会事務局からこの間の経過報告などがありました。 検討の結果は、22日に開く各会派連絡会議(会派代表者会議に参加できない小会派も含む会議)に持ち寄ることになりました。 逮捕された9市議は、いずれも保守系最大会派「21議員クラブ」(20人)に所属。所沢市議会は、公選法違反の罪で逮捕・起訴され辞職した前議員を含め、定数36のうち10人もの大量逮捕者の出る異常事態となっています。 埼玉・所沢 逮捕の9市議の進退問う 市議会 声明発表で一致 新井正則・前自民党衆院議員(埼玉8区)派の選挙違反で埼玉県所沢市議9人(いずれも21議員クラブ所属)が逮捕された事件で所沢市議会は22日、1人会派を含む全会派による連絡会議を開き、「9人の政治的道義的責任は免れない」として「各々が誠実な態度をもって早急にその責任を明らかにすることを求める」と議会として9人に進退を問う声明を出すことで一致しました。 午後から開かれた会議では、各会派が持ち寄った案文をもとに協議。日本共産党の荒川広団長は「市議会として9議員に対し、道義的責任を取ってただちに辞職するよう求める意思表示をすべきではないか」と主張しつつも、全会派による合意を尊重しました。 声明では、今後このような不祥事がおきないよう議員の政治倫理規定の創設もうたっています。 逮捕された9人を除く市議25人全員が23日、声明に署名する見込みです。 事実上の辞職を求める声明 市議会 25人署名 所沢市議会議員25人は23日、逮捕された9人の議員に対して、「政治的道義的責任は免れない」とし、「早急にその責任を明らかにすること」と、事実上の辞職を求める声明を発表しました。 先般の衆議院議員総選挙に関連し、衆議院議員と所沢市議会議員10人が公職選挙法違反容疑で逮捕されるという事件は、市民に大きな衝撃を与えました。 辞職した1人を除く9人の市議会議員の政治的道義的責任は免れず、各々が誠実な態度をもって早急にその責任を明らかにすることをもとめるものです。 所沢市議会といたしましては、今後このような不祥事が起きないように議員の政治倫理に関する規定を創設し、信頼回復に全力を挙げて努力してまいります。 私たちは市民の政治的不信を払拭するために、市民の負託に応える議員として、所沢市議会が正常に機能するよう、力を合わせて取り組んでまいります。 日本共産党所沢市議団に寄せられた市民からのファクス 共産党市議団御中 いち早くの市議団の動きに感謝しています。さすが共産党です。 また本日1/22日12時20分頃NHK昼のニュースで、市議会全員協議会で全員一致し署名をもって、10市議への申し入れ! 大変良いことです。感激で涙がでました。 ※しんぶん「赤旗」記事をもとに市民が作成したものです。 所沢市議8人が辞職で10名欠員 自民・新井派選挙違反 4月11日補選 自民党前衆院議員の新井正則被告(48)派の選挙違反事件で、公選法違反(被買収)の罪に問われ起訴された9人の埼玉県所沢市議のうち、市議会に辞職願を提出していた8市議の辞職が18日と23日に認められました。 辞職したのは本橋栄三(54)=議長=、島田孝男(64)=元議長=、中毅志(38)、鹿島喜久二(50)、野沢操(70)、大舘隆行(51)、青木茂(67)、増田隆信(44)の8市議。 同市議会(定数36)は、既に辞職している砂川育雄被告(54)を含め10人の欠員となり、市議補選の実施が確定しました。日程は4月4日告示、11日投票と決定しました。 |