「日本の戦争は自衛のためだった」などと語るアニメが全国の中学校現場で上映されようとしている問題で、日本共産党市議団は四日、鈴木秀昭教育長に会い、侵略戦争を肯定・美化するようなDVDを、教材として用いないよう要望しました。
鈴木教育長は「まだ見ていない」とし、学校に問い合わせてみたい」と回答しました。
問題の教材は、日本青年会議所が制作した「誇り」と題するアニメーションDVDで、日本の侵略戦争を自衛のための正義の戦争であったと描き出す「靖国史観」に立ったものです。
同会議所では、このDVDが文部科学省の研究委託事業に採用されたことを大いに利用し、「近現代史教育推進運動」と称して全国の学校でDVDを使った教育事業を展開しようとしており、極めて重大です。
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