今のままでも充分なのに!
ごみ収集の民間委託に新たに3億円!
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木枯らしの吹く季節です。
12月1日から17日まで定例議会が開かれます。12月議会は来年度の予算編成時期を控えていることから、市民の要望を反映させる良い機会でもあります。
今回提案される補正予算では、生活保護扶助費や就学援助費の追加など困難な市民生活を反映したものや、知的障害者施設訓練等支援費追加等が計上されています。
突然だされたごみ収集の民間委託
しかし、問題ある議案として一般廃棄物業務委託の拡大があります。これは従来から新所沢団地についてのみ、ゴミ収集の委託が行われていましたが、今回の議案では松が丘、北秋津、久米、上安松など19地区43798八世帯のゴミ収集を民間に委託する予算、約3億円が計上されました。
組合との充分な協議もないままに、退職する5人の職員を除く18人の配置換えなどをさせながら民間に委託するものです。
現状の職員体制でも充分間に合うのに、わざわざ3億円を使って民間に仕事を与えるものです。
旧湖畔荘跡地は自然の家構想の検討を
また旧湖畔荘跡地の「狭山湖駐車場条例」が提案されましたが、この跡地については青少年の宿泊施設として利用できる「青年の家」構想がありました。しかしモーテルなどが近隣に集中し周辺環境が変わったことを理由に計画変更され、自然を散策する市民が休んだり山林管理の拠点施設や防災備蓄倉庫などの複合施設を建設するという検討が進められていたものです。
こうした経過を無視した今回の議案に「旧湖畔荘跡地の再検討する場と機会を求める請願」が運動団体から提出されており、運動に関係した他の議員からも検討結果を遵守して欲しいとの声が上っています。