2月定例会議

小林すみ子の議会報告

 毎日心がざわつきます▼憲法9条改憲・スパイ防止法・殺傷力のある武器輸出の解禁の閣議決定、政府の「予備自衛官等兼業特例法案」の提出▼国家・地方公務員を予備自衛官として動員しやすくするための手続緩和の内容。具体的には予備自衛官として活動するたびに必要であった上司の許可が、この法案では一度許可を得ればその後は不要で、訓練中も給与は減額せずの内容で、徴兵制の一歩手前です▼高市総理は高い支持率を背景に改憲に意欲的ですが「朝日」と東大研究室の3〜4月に有権者を対象にした共同調査では優先的に取組んでほしい政治課題の12項目のうち「憲法」を選択したのはわずか1%▼民意と乖離する高市政権です。

高齢者の住まいの確保

 高齢者は、民間アパート等賃貸物件は断られる事例が多く市営住宅の優遇措置の拡大や戸数増を求めました。
部長は、倍率優遇は高齢者以外とのバランス等が難しい、戸数増は、現状維持を基本とし、建て替えの計画に留まりました。

こぶし団地のこれから

 こぶし団地は一団地認定の、ため建物を単体で建替えることが非常に困難な地区です。市の一団地認定基準等検討事業の2年間の取組み・検討について質問。
 部長は、建て替えを円滑に進めるため新たな認定基準を自治会と協力しながら検討。25年度居住者対象の勉強会や今後の街づくりについてアンケートを実施。しかし、今後2年間の課題の認定基準の策定の合意形成は非常に難しいとの見解でした。

お悔やみ窓口を

 大切な方が亡くなり、遺族は悲しみに暮れるまもなく、市役所での手続きが必要です。1カ所で済むお悔やみ窓口の設置を求めました。
 部長は、これまで設置を検討してきたが、窓口の設置場所や運用方法、対応する職員の配置等が課題。「お悔やみハンドブック」を作成し、市民課やまちづくりセンター等での配布、市ホームページでの質問に回答し、わかりやすい案内や窓口のあり方を検討していきたいと答弁。

ホームドア設置と無人駅解消を

@市内全駅ホームドア設置計画→おおよそ30年代半ばまで整備を目指す。
A鉄道事業者の障害当事者の意見を聞く場について→お客様センター問い合わせ窓口を設置しているとの答弁。
B鉄道事業者と障害当事者団体等の話し合いでは両者を含む「所沢市地域公共交通協議会」で駅係員の配置の見直しや無人駅化等に関する要望はあったとの答弁でした。

憲法と私達の暮らし

 憲法が市民生活にどう息づいていると認識されているか、更に生かすことについて質問
市長は『憲法に反する法律を制定することはできないものであり、憲法は私達の日々の暮らしの全てに深く関わっている。健康で文化的な最低限度の生活を営む権利、教育を受ける権利など、全て憲法で保障されている権利である。
 憲法で認められた権利を活かすため、市民の皆様に最も近く、生活に最も影響する基礎自治体の長として、市民の皆様にとってやりたいことのできるまち、可能性が広がるまち日本一を目指し、市民の皆様のお声を誠実に伺い、各種施策の実現に努めたい』と、力強い答弁がありました。

やさくいづみの議会報告

 連休中、ボタンで有名な多聞院に寄ってみました。八重咲きは種になり、一重の花がちらほら。今年は桜やさつきも開花が早く、季節の流れが早いのは地球温暖化の影響でしょうか。
 国会前に3万6千人、有明の憲法集会には5万人が「憲法9条変えるな!戦争反対!NO WAR!」と集い、若者がペンライトを振り「平和でなくっちゃ!」と、声をあげ始めています。
 地球温暖化はストップ!平和を求めるうねりはもっともっと大きく強くして、日本を戦争する国にさせないために頑張ります。

平和都市宣言
 を市政に生かして

 戦後81年、トランプ大統領を「世界中に平和と?栄をもたらせる」と持ち上げた高市政権。平和都市宣言を行っている市長として、国に対する見解を質問。市長は「戦争は二度と繰り返さないこと。国是である非核三原則を厳守することが明文化された平和都市宣言の理念に従い、核兵器も戦争もない恒久的な世界平和を強く望む。核兵器禁止条約参加や、核兵器廃絶に向けた取り組みは平和首長会議で要望している」などと答弁しました。
 市が3月主催した原水爆被害者団体協議会の田中煕巳氏の講演について、市長は「(世界情勢が)厳しい中、人生をかけて核兵器のない世界に向け取り組まれている…私どもはどう実現していくか考えなければならない」と述べました。
 私は米軍通信基地を抱える市長として、 米軍や国に対して言うべきことははっきり言ってほしいと求めました。

がん検診充実と
アピアランスケア

 市はがん検診の案内を2年前から個人に郵送するなど改善し、受診率がわずかに上昇しました。
 私は肺がん・胃がん検診を身近な病院で受けられるように質問。「機材の整備や二重読影が必要であり難しい」と答弁は変わりませんが、引き続き充実を求めていきます。
 また市は、がん治療で必要なウィッグや弾性ストッキングなどの補正用具に1万円の補助を行っており、この事業の拡充と周知も質問しました。
*アピアランスケアとは、医学的・整容的・心理社会的支援を用いて、外見の変化に起因するがん患者の苦痛を軽減すること

高次脳機能障害者
 支援について

 高次脳機能障害は、脳の損傷により記憶・注意・遂行機能・社会的行動・失語・失行・失認障害などの認知機能障害が起こります。専門医による早期診断と適切なリハビリが重要です。国立リハビリテーション病院の、高次脳機能障害情報・支援センターとの連携により、受診から社会参加への支援を求めました。部長は、「医療・リハビリ・福祉・家族支援等、特性の理解を強める」と答弁しました。今後も支援の充実を求めていきます。

ゴミのさらなる資源化と
 リサイクル施設の今後

 皆さんの協力により、ゴミとして出された資源の売り払い収入1億7800万円は、ゴミ処理経費の約3%にあたります。市民に知らせ、さらに協力を求めることを提案。
 部長は「資源物が収入になることは分別の理解が深まり、市の収集以外の選択肢も3R推進に有効なことと併せ周知方法は検討していく」と前向きな答弁でした。
 また、西部クリーンセンターを市のリサイクル拠点にと提案しました。「今後の利用方法については未定」との、部長答弁でした。

災害時の水は
 大丈夫?

 市の水道は、地下水1割と、大久保浄水場からの県水9割で供給されています。大久保浄水場からの管が不通の場合の対策を質問。災害時は、吉見浄水場からの管で供給されるとの答弁でした。
 さらに、大規模災害時に備え、東京都との水路の確保が必要では?と質問しましたが「応援体制で対応可能と考え、今のところその必要性は考えていない」との答弁でした。酷暑の夏に向かう中、断水や停電への備えも重要と感じました。