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市長に申し入れる市議団・平和委員会 |
5月13日、市議団は所沢平和委員会の皆さんとともに、小野塚市長に申し入れを行いました。
申入れ事項は3点です。
1、米軍所沢通信基地が注視区域内に指定され、住民の正当な経済活動、余暇活動を脅かさないように個人情報などに関し、基本的人権に関する情報収集・提供に応じないこと。
2、重要土地等調査法(土地利用規制法)について、市民への情報提供・意見聴取を行うこと。
3、防衛医科大学校に設置が予定されている「外傷・熱傷・事態対処医療センター」について「防衛医科大学校の運営に関する協定書」に基づいた運営を求めること 市長の回答は、
1、法の運用を守ることが大前提。国民の権利・自由を侵害しないことは最低限とし、個人情報は法律を厳格に守ってほしい、と国に意見を上げた。
2、市は、国の施策を説明するのではなく、国へ要望する立場である。
3、協定書に基づき疑義のある事について、防衛医大とは定期的に連絡を取り合っている。
この他、機能阻害行為が基地返還運動の妨げにならないか、防衛医大のセンターは協定違反ではないかといった疑問や、法廃案の立場に立っていただきたいと、意見交換も行いました。
公共交通をまもれ
国交省に申し入れ
5月14日国土交通省に、埼玉県内の地域公共交通の充実・発展を求め、日本共産党埼玉県議団・地方議員が要請し、矢作、中井議員が参加しました。
県内で運転手不足を理由に、路線バスの減便・廃止や、各自治体のコミュニティバスからの撤退表明などが相次いでいます。所沢市内では、バスの減便はありましたが、ところバス・ワゴンの撤退表明はありません。
撤退表明された自治体から「国・県・市を挙げて地域公共交通を守るため、運転手の処遇改善補助制度を創設してほしい」と要望がありました。国交省担当者は、運転手の賃上げのためには運賃・料金の値上げも必要との考えを示しました。高齢化が進む中、地域公共交通のさらなる充実と、運転手の処遇改善が急務です。
県内では、東武バスと国際興業が撤退・縮小を表明しています。その後、東武バスは運転士確保策により改善の兆しがみえたことから、令和7年以降も運行を継続する旨の回答がありました。
無料法律生活相談会
5月26日(日)13時半〜16時半
中央公民館学習室1号
小林亮淳弁護士
*30分予約制
連絡先:小林議員
090-9974-6267
遺産相続・近隣トラブル
離婚・生活相談など
何でもご相談ください
主催 日本共産党所沢市議団 |
市長のタウンミーティング
多くの市民が参加
5月18日(土)市役所8階の大会議室で7回目のタウンミーティングが開かれ、132名の市民が参加しました。
初めに小野塚市長が「まちづくり」について説明し、その後市民との意見交換が始まりました。
市民からは、新所沢パルコ撤退で周辺の賑わいがなくなったこと、交通渋滞、自治会加入者減少、無秩序なマンション建設、博物館がなく所沢の歴史を伝えるところがないなど、12名の方から様々な意見がありました。
また、小野塚市長が公選法違反で書類送検された件について「心配している」旨の発言もありましたが、市長は「法令違反はしていないと確信しています。警察にも協力している」ときっぱり答え、会場から大きな拍手が沸き起こりました。
タウンミーティングは市民の要望を市長に直接伝えることのできる大切な機会です。発言は抽選で決まりますが、誰でも参加できます。
今後は各地域に市長が出向いてタウンミーティングを行う予定もあるそうです。近くで開催の際や興味あるテーマなどあれば、ぜひご参加下さい。
*次回は6月9日(日)午前10時から市役所8階、テーマは「健康・医療」です。
入間川にこにこテラス
官民連携を視察
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狭山市ホームページより転載 |
総務経済常任委員会は、5月15日狭山市で官民連携の取り組み『入間川にこにこテラス』を視察し、矢作議員が参加しました。
狭山市は、24年前当時の市長が桜を植樹し、桜の名所となった入間川河川敷中央公園を整備し、賑わいの創出・憩いの空間づくりで地域のイメージアップ・交流人口増加を目的とした官民連携事業に取り組みました。
河川敷のため、施設建設は困難だったが、県の事業を活用し、階段・魚道・護岸・遊歩道整備などを実施。「入間川とことん活用プロジェクト」を開始して入間川河川敷利用調整協議会を設立し、事業計画を策定。課題だった施設建設は、アンケートで休憩や飲食施設の要望が多かったため、民間施設導入事業として取り組まれ、出店者募集でスターバックスコーヒーに決定。市内初出店であり、令和3年3月開店以降、市内外を含め多くの利用者でにぎわっています。 大型遊具や乳幼児向け遊具も設置し、さらなる魅力的な公共空間へと『入間川にこにこテラス活性化事業』として、キッチンカー出店やレジャーシートの貸し出し、イルミネーションや地域団体との共催イベントなどにも取り組んでいます。
実現が厳しい中、県の事業活用などで課題を解決した取り組みは学ぶべきと感じました。
学童クラブ
課題解決を審議
5月16日、健康福祉常任委員会は「放課後児童クラブ(学童)の課題解決に向けての展望について」審査を行い、中井議員が出席しました。
所沢は昨年は434人の保留児でしたが、今年は512人に増えてしまいました。
待機児解消には施設が必要ですが、市は学校施設の転用を第一に考えていると答弁。しかし、1階の空き教室がないことや、施設整備が難しく、すぐには対応できない問題があるとのことです。
市は将来的に子どもの人数が減る事を理由に、新しい施設を作ることに消極的ですが、今後も区画整理事業などで子育て世帯が所沢市に流入することから、待機児童が増えることは明らかです。
中井議員は、待機児童解消のため、新しい施設を作ることも検討しても良いのではないか?と提案。また、具体的にいつまでに解消する計画をたてているのか聞きましたが、明確な答弁はありませんでした。たとえ待機児童が1人になったとしても、その保護者は仕事を辞めざるを得ないなど、人生が狂わされる可能性がある、との想いで政策を進めて欲しいと要望しました。
*保留児…希望する所に入れなかった人数
待機児…保留児から、辞退・希望変更で入所した児童をのぞいた人数 |