党市議団は、1月20〜22日まで福岡市・武雄市・下関市を視察しました。
在庫一掃? 購入図書に中古本
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武雄市図書館内を視察 |
佐賀県武雄市は、市立図書館の管理・運営を蔦屋書店の運営会社(カルチャー・コンビニエンス・クラブ)に代行させています。前市長のトップダウンで議会提案前に運営会社と基本合意を交わし、施設改修に約8億円を投じました。入口すぐに、蔦屋の書籍販売やビデオ・DVDのレンタル、コーヒー店を配置。この部分の賃貸料は固定資産評価額相当1千2百万円ですが、減免で6百万円を徴収。
利用登録者は、市直営時は市内6割(2万4千人)市外4割、指定管理後は市内3割(1万4千人)市外7割となっています。 併設だった歴史資料館の廃止と資料等の廃棄、中古本の購入等、市民から「ツタヤコンビニ図書館には行きたくない」との声も上がり、市民が市を相手取り提訴しました。
公立図書館本来の役割を投げ捨て、集客優先の運営のあり方に課題がでています。
経験の蓄積が必要 直営に戻す
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説明を受ける市議団(下関市) |
山口県下関市では、指定管理した図書館を市直営に戻しています。 老朽化した公共施設を市立中央図書館を入れた複合施設に改築。
開館日数や開館時間の拡大、自動貸出機・書庫等ICT機器を導入し、市は合人社計画研究グループに、管理・運営を代行させました。
運営では、図書館司書職員を館内の喫茶店に回す、職員の退職など、図書館利用者へのサービスが低下し、市民や議会からも苦情の声が上がりました。
図書館は無料が原則の市民サービスです。収益をあげる目的の指定管理では人件費が抑制されます。
地域の課題解決や利用者に対応したサービス、レファレンス等の情報サービスの充実・向上には、図書館に勤務する司書や職員の経験の蓄積が必要として2015年度から市直営に戻しました。
当市でも分館7館を指定管理しており、今年は指定管理期間の最終年度です。次期の運営管理をどうするかの議論が始まります。
紙オムツの再資源化 研究支援事業
福岡市では、紙オムツリサイクルについて(福岡市事業系ごみ資源化技術実証研究等支援事業)調査しました。高齢化にともない医療機関や介護施設などから出る紙おむつの量が増加しており、福岡市の廃棄物処理基本計画では2025年度に紙おむつのリサイクル量を年間7千トンとしています。パルプや固形燃料など将来的には紙おむつへの再資源化を目指しており、実用化に向けて大学や民間企業の実証研究に事業系ごみ手数料の一部を基金として活用していました。
所沢市議会 65周年記念
市民文教常任委員会
政策討論会
「文化財保護 なぜ必要?」
〜伝えていくもの、失われゆくもの〜
日時 2月6日(土)14:00〜16:30
(開場13:30)
場所 新所沢まちづくりセンター
2階学習室5・6号
□入場無料(事前の申し込み不要)
□預かり保育あり(2月2日までに要予約)
お問合せ 議会事務局Tel04−2998−9256
介護保険学習会
新介護保険制度は要支援1・2を介護保険制度から外して、総合事業が始まります。
これまで、通所サービスやホームヘルプサービスを利用してやっと家事をこなし、自立していた高齢者から不安の声が広がっています。
通所サービスやヘルパーサービスの基準や利用料はどうなるのか?
他市の現状なども講師からお話いただき、新介護保険制度を皆さんと一緒に学んでいきたいと思います。
会場から施設経営者や介護されている方の発言も期待しています。
どなたでも参加できますので、是非お越しください。
講師 淑徳大学教授 鏡諭氏
会場 中央公民館・学習室8・9号
2月19日(金)午後1時30分〜4時
所沢市議団主催
無料法律生活相談会
小林弁護士 (要予約)
2月27日(土)
9時半〜11時半
中央公民館学習室5号
担当 平井議員(090-6019-2014) |
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