2008年3月議会報告
緑の美しい季節、新年度が始まり、フレッシュな皆さんに元気をもらっています。4月から後期高齢者医療制度も始まり、マスコミも急に取り上げ始めました。国の医療改悪で、産科・小児科医師不足、そして高齢者への負担の押し付けと本当にひどいと感じます。安心して年を重ねられる社会保障の充実のため、引き続きがんばります。
給食にもっと地元農産物を
−食の安全から−
1月の中国製餃子の事件、昨年の食品偽装事件から、食の安全が求められています。安全・安心には、食料自給率39%を引き上げることが大切です。地元農産物の地元消費の(地産地消)ためにも、学校・保育園の給食でさらに活用することを質問しました。市長は、「大変重要である。農協や生産者と、より一層の連携をとり、地元食材の活用をさらに高めたい。」と答えました。農業を守り、安全な食をさらに広げていきたいと思います。
道路の安全について
エステシティの通学路改善へ
花園町のラーク所沢前と、エステシティの道路の安全対策について質問しました。花園町は「ラーク所沢前の道幅を拡げ、松葉道北岩岡線の早期開通に向け準備を進めている」エステシティは「日大横の道路は、安全対策を警察に要請し、グリーンベルト設置など対策を講じていく。ワークマンから三芳町までは、6m道路のためガードレールの設置等は難しい」との答弁でした。エステシティ日大横の道路は、PTAからの要望もあり、夏頃までに改善されることになりました。
どちらも通学路であり、引き続き安全対策を求めていきます。
公立幼稚園の充実を
公立幼稚園のあり方が審議会に諮問され5年。ふたつの公立幼稚園の存続について質問しました。運営協議会の答申をふまえ、最終的には市長が判断していく、ということです。市が直接関わる唯一の場として大切であり、保護者の皆さんからも存続が望まれています。今年から、通園範囲が広がりました。(徒歩15分→25分)
放課後安心して過ごせるように
“放課後こどもプラン”が、国・市で作られました。国では、学童保育の待機児ゼロ作戦や大規模学童の解消・余裕教室の活用などが重点施策として取り組まれています。教育委員会が中心で進めるこのプランで、児童の放課後をどう充実させていくのか、余裕教室の活用など質問しました。答弁は、「運営協議会で今後の方向性を協議し、出された意見を各課と連携し、支援していく。余裕教室は教育に支障のないよう柔軟に総合的に判断し、対応する」ということでした。新年度は、2ヶ所の大規模学童の分割が予算化されています。放課後ところ・児童館・学童保育それぞれの充実が大切です。
― 請願の結果から ―
『北中四丁目墓地建設計画反対に関する請願』は、趣旨採択となりました。“パイオニア跡地の高層マンションの風環境維持に適正な行政指導を求める請願”(風害対策)は、全会一致で採択されました。
*みどりの保全・住環境、どちらも大切です。小手指北口駅前には高さ100mの高層マンション計画もあり、住民参加型の街づくりが必要と感じます。
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