こんにちは 矢作いづみです

2006年9月議会報告

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くぬぎ山の説明を受けるやぎした前県議(左)・矢作(やさく)(右)


 一日ごとに秋の深まりを感じます。あわただしい毎日ですが、秋の夜長を楽しみたいものです。
 安部新首相にかわっても改革路線は変わらず、10月から現役並み所得高齢者の医療費負担が2割から3割になるなど、くらしはきびしくなるばかりです。
 皆さんの願いが大切にされるよう、全力を尽くします。



中学校・男女同室の教室きがえは改善を

 所沢市内の中学生は、体育着の上に制服を着て登校し、教室できがえるのが当たり前になっていて、問題です。夏の暑い時期など、保護者会で話題になっています。文部科学省の全国調査では、中学校の同室着替えは7%です。私は、更衣室の設置・仕切りなど、改善をもとめました。
 時間差での着替えや、仕切りがある場合は同室とみなさないため、部長は、「所沢市の男女同室着替えはゼロ」と答弁。また、「学校長の要望を受け、検討して行きたい」とも答えています。


安心安全な放課後にがくどう保育の充実を 

 文部科学省と厚生労働省が連携して、総合的な放課後対策として「放課後子どもプラン」が検討されています。私は、所沢市で行なわれている、学童保育・生活クラブ・放課後ところの事業がそれぞれ拡充されるのか、また、学校の余裕教室に学童保育施設を作れないか、質問しました。

部長 県から具体的に示された段階で検討します。余裕教室は、現在全て活用され不足しており、学童にとの考えはありません。


ふじみ野市プール事故から

民間委託の計画は見直しを

 今回のプール事故は、文部科学省の通知が生かされず、管理運営を民間委託し、受託会社が業務を丸投げしていたことから起きました。事故後、ふじみの市長は、「委託契約では市と受託企業との責任の範囲が不明確『最低価格=良い仕事』ではないことを議会や市民の理解を得たい」と、のべています。私は、事故の教訓から、市の民間委託化計画の見直しを問いました。

市長 市民ニーズに応え、事務事業のみなおしをはかり、民間委託を進めてきた。関係法令を遵守しながら、安全性を確保し、推進してまいります。


私立保育園の建替え

市の補助を続けて

 国の三位一体の構造改革のもと、さまざまな補助事業が交付金化され、老朽化した保育園の建て替えへの県補助金が廃止されました。国・市のみとなった上、市の上乗せ分もなくなり、建替えの多額な費用は法人負担となります。私は、市としての補助存続を求めました。

部長 事務事業評価の中で見直されたものですが、今後、何らかの方策について検討します。


 先日、花園西公園の「樹木の枝が落ちて危ない」と相談があり、早速みどり公園課に連絡しました。早急に枝の処理をし、樹木の剪定も約束してくれました。
 近隣の方から、「夏場の深夜、中高生が騒がしい」「ボールが庭に飛んでくる」といった相談もありました。
 市役所みどり公園課(2998−9196)では、夏のパトロールも行い、公園の管理・危険な遊具などに対する相談に応じています。

*お困りのことがありましたら、小さなことでも気がるにご相談ください。ご一緒に解決してまいります。


(「こんにちは 矢作いづみです」2006年第3回定例市議会報告号から)