公立保育園 途中からの民営化は問題
横浜市の公立保育園民営化は、「早急な民営化を正当化する根拠は不十分」と、画期的な違法判決が出ました。民間委託は違法ではないものの、保育士と児童・保護者の信頼関係が重要、引き継ぎ期間が短かったことなど、市の対応をきびしく批判。今年4月、民営化された吉川市では、子どもたちに心理的な面で不安定な状況が生まれ、当初の5千万円歳出削減見込みは、1千万円の持ち出しとなっています。今回の判決を受けて、市の考えを質問。
◎市長は、「保育の向上には、園と保護者の信頼関係が何よりも重要、相互の理解を図ることが大切。判決を真摯に受け止め裁判の推移を見守る。」
部長は、「基本的に途中からの民営化という形ではないような方法が進められれば」と答えました。