2005年12月議会報告
寒い毎日が続いておりますが、お元気でしょうか? 私は、あわただしい日常からはなれ、ほっと一息ついておだやかにお正月を過ごすことができました。「お正月を祝えるのも平和だからこそ」は、戦争を体験した方の言葉です。 毎年、年の初めには“よい年に”と願うのですが、昨年はJR西日本脱線事故・耐震強度偽装問題・子どもを狙った事件など、心配な事が次々に起こりました。「小さな政府」「官から民へ」といった効率と利益最優先でいいのでしょうか?景気が上向いていると言われながら、生活実感はますますきびしくなるばかりです。くらしと平和を守り、よい年になるよう、みなさんと力を合わせてがんばります。
矢作いづみの一般質問から
所沢市立幼稚園は存続して 市内に2園しかない公立幼稚園は保育料が9500円と低料金です。徒歩15分以内と限られ、定員割れしています。通園範囲を拡大して存続を求め、市民からの声は?と質問しました。 【教育長】は、現在所沢市立公立幼稚園運営協議会で協議中であり、国の動向・協議会の答申を待って検討する。市長への手紙に、(存続の)意見があったと答えました。
障害のある児童の介助員の充実を 障害のある児童・生徒が通常学級に通っている場合、校外学習などに、保護者に同行を求められることがあります。子どもの発達を保障するため、介助員の配置を求めました。 【教育長】は、各学校で社協のボランティアも頼むなど、さまざまな工夫をして対応している。保護者が付き添えない時は、教員・支援員で対応していると答えました。
がん検診を受けやすく 所沢市の基本健康診査受診率はトップレベルですが、がん検診の受診者はとても少ないのが現状です。基本健康診査と同時に受けられるようにするなど、改善を求めました。 【部長】は、がん検診を基本健診と同時に受診することは、各医療機関の体制や医療機器設置状況などが関係してくると答えました。
ごみの資源化率を上げて 北海道富良野市の資源化率93%、所沢市は21%。ごみが減量すれば有料化は必要ありません。有料化した自治体のごみは、直前に駆け込みごみが増え、一時的に大幅減量に見えますが、増加傾向です。計画的にリサイクル講習会を開き、ごみ減量を求めました。 【部長】は、直ちに講習会を増やすのは難しいが、減量と資源化は今後も取り組む。有料化は負担の公平性から部内で検討中と答えました。
●一般会計補正予算から AED(自動体外式除細動器)が老人憩いの家に配置・アスベスト対策防塵マスクが消防団費で追加・新所沢東公民館の増築・並木公民館の屋上の補修などが追加されました。
●議案から 中新井小学校と並木東小学校が4月から統合されます。統合校の校名は「所沢市立中央小学校」になりました。
(「こんにちは 矢作いづみです」2006年2月号から)
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