遅咲きの桜もあっという間に葉桜に変わり、春本番を迎えました。皆さんは新年度をどのように迎えられたのでしょうか? 満開の桜を見ながら、桜の花のように、気持ちが励まされる活動が出来るように、と思いを新たにしました。
年間でもっとも会期の長い3月議会が終わりました。初めての予算審議・43本の議案審議の中で、市民のみなさんのくらしを守る立場で頑張りました。市長は“あなたが主役の街づくり”といっていますが、今の市政は市民が主役になっていないと質問をしながら改めて感じました。市民が主人公の所沢を作るため、引き続き取り組んでまいります。
高齢者の虐待防止を
矢作:04年6件・03年2件(県に報告)と高齢者虐待は実態把握されていない。実態把握と虐待防止ネットワークを作る考えは?
A.ケアマネージャー研修を通し、現在の地域ケア会議の中で対応していきます。また、虐待防止パンフレットを配布します。
矢作:来年度は中学校の教科書改訂の年です。「新しい歴史教科書」でなく市独自に採択する考えはありますか?
A.教科書選定は市町村に権限がありますが、市・郡で地区内協議の上選定します。
矢作:学校が二学期制に変わり一年、久喜市のように保護者・教職員にアンケートをとってはどうか?また、課題は?
A.各学校で調査収集し、校長と年3回面談し、意見や評価を集約している。課題は、受験の関係から、通知表の提出時期の善処を求める声もあった。
矢作:保育料のあり方が諮問されているが、据え置くべきでは?
A.現在保育園等運営審議会において徴収基準を審議中です。
(3月議会一般質問より)
一般質問を終えて
トップダウンの市政を実感
トップダウンで進められた二学期制・保育料の諮問……皆さんの声や願いが行政に反映されていないと感じました。長引く不況・定率減税の縮小廃止・三位一体の構造改革など、市民の皆さんのくらしがますます厳しくなっている中、みなさんの願いに応える市政となるよう発言していきます。
地域から
―道路の舗装と開通のお知らせ―
○美原町の旧マルエツ〜さいたまコープまでの道路が、このほど全面舗装されました。
この道路にはバスが4系統通っており、3分ごとに1台が通過する為、路線の一部でも変更が出来ないか、地域の皆さんとともに西武バスに申し入れも行っていました。路線変更は出来ませんでしたが、法定速度を守ることが約束されました。全面舗装により、振動が改善されたと喜びの声が届きました。
○東京狭山線のシチズン前の道路が、片側通行可能になりました。(北→南)
シチズンから川越に向かう県道の陸橋下での接触事故が多発しているため、地域の皆さんから「何とかして」という声が寄せられていました。県の土木事務所がこの声に応え、シチズン前を片側通行可能にしたものです。
引き続き、安心安全な街づくりにみなさんと取り組んでいきます。