2023年1月29日号
やさくいづみの議会報告
SNSのつながりで、20年ぶりに後輩とオンライン上で再会。気持ちだけは一気に若返ります。パソコンにスマホ・DX、ドラえもんポケットに住んでいる感があります。
遠くに思えた未来は現実になったのに、あの頃のほうが豊かで、人と人との繋がりも、もっと近かったようにも思えます。 未来は輝くはずだったのに、税金は上がり、給料は下がる、学費は世界一高く、物価の高騰、社会保障は削られ、年金まで下がる現実。そのうえ、平和憲法9条をひっくり返して、軍事拡張に閣議決定でつき進む政権。支持率低下も当然です。
地方から政治を変える、統一地方選挙は目前。皆さんとともに頑張ります。 |
国民健康保険税の引下げを
保健所設置に向けて、財政的支援なども含め市政・県政・国政と連携し党市議団も全力で頑張ります。
国民健康保険特別会計決算は、昨年約5億5千万円、一昨年6億3千万円の繰越金があり、これを使って保険税の引き下げを求めました。部長は「加入者の減少や医療の高度化など、保険税の引き下げは厳しい」と回答。
また、子どもの保険料均等割り廃止を求めました。部長は「今年からの子どもの均等割り半額は、国への要望が実現したもの。県の統一化で、独自の取り組みは難しい」と回答。
当市は医療費が払えない場合、収入が生活保護基準の1.3倍以下の方は、減免される場合があります。この制度の周知と情報発信も求めました。
後期高齢者の特定検診は、受診率向上も目指して八百円から無料に変更。私は、国保の特定健康診査も受診率向上のため、無料化を質問。部長は「対象者は30代以上で全員ではないため、一割程度の負担をお願いする」等と回答。早期発見が医療費にも影響するため、無料化を引続き求めます。
難病患者見舞金の復活を
毎年2万5千円支給されていた難病患者見舞金が、認定された年のみに変更されて7年。この7年間で決算額は7分の一に減っており、元に戻すことを質問。部長は「持続可能な福祉施策を継続するため、戻すことは難しい」と答えました。
補聴器への補助金創設を
高齢者の認知症予防・改善、聞こえフレイル予防、などに補聴器の使用が有効であり、補助金を導入する自治体が広がっています。当市でも補聴器への補助金創設を求めました。部長は「現在考えていない」と答弁。また、「令和4年6月に全国市長会の提言で補助制度創設を求めている」と答え、運動の広がりが明らかとなりました。
重度障がい者の就労支援を
車いす利用の方から「在宅ワークをしているが、親元から自立するためには、就労への支援が必要」と相談がありました。さいたま市や桶川市のように、重度障害者への就労支援を求めました。部長は「報酬が発生する事業は対象外」と回答。今後も支援を求めます。
生ごみたい肥化と有機農業支援
落ち葉や生ごみのたい肥化で農業に活用することを質問。部長は「可燃ごみの4割を占める生ごみは、生ごみ処理機・水切り・食品ロスなどの施策を進め減量資源化を図る」と答えました。
また、有機農業への支援も求めました。部長は「緑肥・環境にやさしい農業支援事業等に取り組んでいる」と回答。地元野菜と事業者との連携による6次産業化での給食への活用も求めました。
新所沢4号踏切を残して
北野下富線は、西武新宿線を陸橋で交差の予定です。4号踏切の存続を質問。部長は「踏切の存続は市長からも西武鉄道に要望したが、廃止の方向。スロープ付きの階段やエレベーターを検討している」等の回答でした。 |