城下のり子

「笑顔」城下のり子です

しんぶん赤旗

2022年8月8日号 電話04-2942-9456


城下のり子の議会報告

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 酷暑の中たたかった参院選。比例2議席の後退は残念ですが、参院選を通して日本共産党の歴史や自分らしく輝くために必要な政党である事が若い人の心をつかみ変化をもたらしました。
 国会の議席は改憲勢力が3分の2を占めていますが、選挙後、政治のあり方が問われる様々な問題が浮上しています。
 国民の願いは憲法を変えて戦争へと突き進む政治ではなく、コロナ対応や物価高騰や雇用、気候危機など早急に取り組む政治です。
 日本共産党は7月15日に100歳になりました。
 日本国民の利益を擁護し、平和と民主主義、自由と平等、社会進歩を目指して、その障害となるものに対してはどんな強大な権力とも正面から立ち向かってきた歴史です。
 次の100年に向けて、みなさんと共に自由と平和をつらぬき全力で頑張ります。

小中学校トイレに生理用品配置

 物価高騰で生活困窮者が更に増えています。
 女性の人権問題でもある「生理の貧困」について、小中学校や公共施設のトイレに生理用品の設置を再度質問。
 経営企画部長は「男女共同参画センターのトイレに設置」と回答しました。
 学校教育部長からは「市内小学校1校、中学校2校のトイレに生理用品を設置。生理用品購入費として総額約97万円増額」との回答を引き出しました。 
 すべての小中学校や公共施設のトイレに設置するよう求めました。

市民医療センターに医療的ケア児受け入れ検討

 市民医療センターは、国が進める公立病院の整理淘汰ではなく財政面や医療従事者の拡大を求めること。
 また、今年3月策定の「市民医療センター再整備基本構想」に盛り込まれた医療的ケア児の受け入れは、ケア児や家族の支援の拠点として、レスパイトケア事業の実施を強く求めました。
 医療センター事務部長は「医療従事者の確保は方法を考えたい。再整備基本計画を2ヵ年で策定し、その中で医療的ケア児の受入れについて検討する」と前向きな回答でした。

生ごみ資源化など自然エネルギーの拠点施設を

 西部クリーンセンターも稼働できる期間は後10年です。
 西部クリーンセンターは、脱炭素社会の実現に向けて、ごみ削減は有料化ではなく、家庭ごみの約4割を占める生ゴミなどをバイオマス化する自然エネルギーの拠点施設へ転換すること。
 また、国の交付金活用も提案しました。
 環境クリーン部長は「バイオマス化も含めて検討している。交付金メニューも活用したい」と一歩前向きな回答を示しました。

障がい者の移動支援も補助金給付対象に

 障がい児者の支援では、身体障害者自動車改造費補助金の対象を就労だけでなく移動や社会参加も対象にするよう質問しました。
 「障害のある人もない人もともに生きる社会づくり条例」が施行されて4年目になりますが、条例制定の時にこの補助金の対象者拡大の見直しはされなかった事も明らかになりました。
 福祉部長は、対象拡大には消極的な回答でした。
 障がい者が自分らしく生活できるよう対象者の拡大をさらに要望していきます。

中央中学校に特別支援学級の設置を

 障がいがあっても地域の学校に通いたいと若松小学校のひまわり学級の保護者から要望がありました。学区内の中央中学校には特別支援学級がなく、設置を求めました。
 学校教育部長は「設置に向けて検討したい」と前向きな回答でした。