2021年11月議会報告 電話04-2942-9456
城下のり子の議会報告
気が付けば周りの景色が秋色模様に。
季節の移り変わりを余裕を持って実感している人がどれくらいいるのだろうか。
日々の生活に追われ、ほっと一息できる時間が取れない現状を変えていくのは、私たち一人ひとりの取り組み。
声を上げ始めた女性・若者たちの悩みや願いに寄り添い、自分らしく生きられる社会の実現に向けての取り組みは始まった。
未来への通過点では紆余曲折もある。私は決してあきらめない。 |
医療機関への支援を
医療現場からは「午前8時半から午後1時ま、水も飲めない忙しさ」「医療スタッフは疲労困憊で、既に看護師の退職が相次いでいる」など、悲鳴の声があがっています。
また、「陽性患者病床を確保しても保健所からは入院依頼がない」など、医療機関も保健所との連携が取れない実態も浮き彫りになりました。市として現状把握と支援をおこなうよう質問しました。
市長は「医師会とも引き続き強固に連携したい」と回答しましたが、保健所設置については否定的な対応です。今議会は、複数の議員からも保健所設置を求める質問が相次いでおり、議会でも世論が広がっています。
ジェンダー平等の視点を
ジェンダー平等では、所沢市パートナーシップ制度導入について質問しました。
経営企画部長は「当事者の声も反映させて制定に向け取り組む」と答弁。前向きな回答を引き出しました。
また、女性の貧困では、生理用品の無償配布について取り上げ、すでに男女共同参画センターでも配布が実現しています。
小中学校トイレへの設置について質問しました。
教育長は「必要な生徒に届くよう方策を検討したい」と回答しました。
コロナによる学生の実態把握と支援を
自粛生活が長期化しその影響は若者にも及び「コロナ禍でアルバイトが無くなった」など日々の食費も切り詰めて生活する学生の実態が全国に広がっています。学生や若者への支援を求めました。
子ども未来部長は「大学等とも連携しSNSも活用して支援に努める」と回答しました。
医療的ケア児・者への支援拡大を
医療的ケア児と保護者とともに、支援の拡充に取り組み、子どもたちの教育を受ける権利の保障を求めてきました。こうした声が国を動かし6月には「医療的ケア児支援法」が制定されました。更なる支援について質問。
医療的ケア児受け入れ施設の拡大(保護者付き添い無し)と、小中学校に登下校時の支援を検討するという回答をそれぞれ引き出しました。大きな前進です。
カドカワとの防災協定を
地域住民が災害時に身近な場所に避難できるよう、(株)カドカワとの防災協定を結ぶよう取り上げました。
市も協議に向けて連携したいと回答しました。
カルチャーパーク入り口付近の安全対策については、公園内に遊具設置の予定もあり交通量の増加が想定されます。
近隣住民への説明や歩行者の安全確保のためにも、信号機を設置するよう求めました。
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