城下のり子

「笑顔」城下のり子です

しんぶん赤旗

2008年3月議会報告 電話04-2942-9456


イラスト 新年度がスタートし、みなさんのご家庭や職場でもさまざまな取り組みが始まっていることと思います。
 我が家でも長女が中学校、次女は小学校へと入学。12年間お世話になった保育園ともお別れです。子育てをしながら議員活動ができたのも、地域のみなさんの温かい支えがあったからと感謝します。
 4月から始まった,75歳以上の後期高齢者医療制度への怒りが大きく広がっています。高齢者の命を切り縮める自民・公明の政治を何としても変えなくてはなりません。生活必需品の値上げなど、庶民の暮らしも大変です。高齢者や子育て世代が安心できる地域づくりに、引きつづき取り組みます。

みなさんの願い実現へ

 この間、議会で提案したみなさんの願いが始まります。

市民医療センターで24時間小児初期診療(水曜日)が週2日実施予定(医師確保次第)
  ・・・問い合わせ先・市民医療センター TEL:2992−1151

家庭保育室の朝夕の延長保育時間に対する助成制度の実施(4月から)
  ・・・問い合わせ先・保育課 TEL:2998−9126

麻疹の予防接種が公費補助で実施(中学一年生・高校三年生、4月から)
  ・・・問い合わせ先・保健センター母子保健課 TEL:2991−1811

3月議会一般質問

廃プラスチック焼却はやめて 市民との約束どうするの!!

 廃プラスチックの焼却を盛り込んだ、一般廃棄物処理基本計画改定の答申が出されました。
 答申の内容に沿えば、より一層のごみの減量・資源化に取り組むこと。そのためにも広範囲な市民・事業者・行政が一体となった、「ごみゼロ市民会議」を設置すべきと再度質問しました。
 市長は「市民会議の設置を担当に指示した」と答弁。また、廃プラ焼却の実証実験については、「市民の不安を取り除くためにも、実証実験が必要と認識した」と答弁。しかし、近隣住民の合意が得られない場合は、「市として検討せざるを得ない」と答弁しました。

農業育成と市民農園の拡大を

大阪府箕面市の豊能広域こども急病センターを視察する日本共産党市議団(左側が城下市議)
※このセンターでは、4市2町の広域で夜間・休日の小児初期診療をおこなっています。

 輸入野菜の残留農薬問題など、食の安全を求める国民の声が広がっています。しかし国は、農産物の輸入拡大や価格暴落を野放しにし、国内農業経営を困難にしてきました。
 国に対し、農業経営を守り自給率向上に必要な抜本的対策を求めること。また、以前、提案してきた練馬区民農園の取り組みを拡大するよう質問しました。市長は「昨年11月に国へ要望した。国の動向を注視する」と答弁。部長は「三ヶ島地域で実施しているが、新たな開設者の掘り起こしを図りたい」と答弁しました。

公立病院と小児医療の充実を

 民間病院では不十分な分野を補っているのが公立病院です。国は赤字経営を理由に公立病院の統廃合を進めようとしています。
地域医療のかなめとなる、公立病院の統廃合ではなく、医師・看護師増員や医療整備の充実に必要な財政措置を国に求めること。
また、清瀬市では清瀬小児病院の存続を求める運動が広がっており、市として、都に存続を求めるよう質問しました。
 市長は「財政措置については、特段の要望をする」「清瀬小児病院の移転は残念。市として小児初期救急医療を充実させ、二次・三次救急医療の充実を県に要望する」と答弁しました。

 ※一般質問では、消防の充実や県立所沢東高校跡利用についても取り上げました。

無料生活相談会

 毎月第3土曜日午後1:30〜3:30
 所沢市こぶし町16−21 TEL:2992−2720

(「市議会報告」2008年3月号から)