平井明美の議会報告
猛暑によってあじさいが茶色に変わってしまいました。参議院選挙は戦争体制を進める側にたつのか!憲法9条を守って平和の道を進めるのか!という問題と暮らしの問題ではアベノミクスによる円安の物価高が大きな争点となりました。
しかも、選挙の最中に安倍元首相が銃撃されるという大事件が起き全国民が騒然としました。民主主義を破壊するようなテロはあってはならないことです。しかし、マスコミは事件と安倍首相の功績を称える報道一色になり選挙の争点は曖昧のまま。マスコミのあり方が厳しく問われています。 |
ゴミ有料化アンケート結果は
「アンケートでは市の決算額で計算し、一人当りのゴミ処理費用を3万円と処理費用を高くした。
市の清掃概要書では環境省基準額で計算、一人当り1万7千円だ。これでは正確な判断ができず、有料化への誘導では」と3月議会では指摘しました。
さらにアンケートは、家庭ゴミ有料化については「導入すべきではない」が1406人中605人「導入すべき」は140人「やむを得ない」が404人でした。
私は「この数字から有料化はご理解頂けるとの市の報告は納得できない」と質問。
私は「都合のいい判断やアンケート資料も正確でなく市民が有料化に理解したことにはならない」と質問。
部長は「市民全体にご理解頂いたとは思っていない」と答弁。
また、国が自治体のゴミ処理費用について標準的な計算方法「一般廃棄物会計基準」を使用する理由についても質問。
「今まで焼却施設に対して国の交付金なかったのですが、@ゴミの有料化Aゴミ処理の広域化BPFI等の民間活用C環境省会計基準など4条件を満たせば交付金を受けられる」と答弁。
私は「市のゴミは17年間の推移で確実に減っている、有料化より資源化すべきだ」と棒グラフ図を示し「環境省でも有料化は強制ではなく、あくまで検討課題だ」と国の動向も伝え「有料化すべきでない」と質しました。
公民館なくさないで
12年前、市は公民館に市の窓口業務を統合し「まちづくりセンター」と名称を変えました。
公民館事業は教育委員会の仕事ですので規約を作り、財源を明確に分けることで公民館事業を続けてきました。
しかし「財源の一元化で公民館は今年度の予算がなく一年間の事業計画がたてられない」という声もあり、改めて公民館を無くすなと質問しました。
部長は「まちづくりセンター条例に公民館業務があるので問題ない」と答えています。
私は「センター条例に公民館業務はないので、12年前、規約を作り補助執行され、財源を明確に分けた経緯がある」と指摘。
さらに「特定公民館とするのか」と質問。
部長は「第9次一括法により市が公民館事業を運営することができます。一元化には適切な条例や規則の改正が伴うので法務担当と相談しながら慎重に検討する」等と答弁。
今後、公民館事業をどうやって継続・確保するのか注視する必要があります。 |