原水爆禁止世界大会
8月4〜6日に開かれた原水爆禁止世界大会in広島に親子で参加してきました。
世界各国からの参加者が核兵器廃絶の取り組みについて報告していましたが、やはり昨年の原発事故を受けて、原発No!の声が世界的にも大きく広がっていることも感じました。
広島市長も挨拶に訪れ、被爆者の体験を語り継ぐ「語り部」育成事業をはじめたことを報告しておられました。
いつかこの忌まわしい記憶が、本当の「物語」になりますように。
開会式のあと、平和記念公園にまわってきました。
6日の式典の時は大勢の人で近くまで行けないので、ちょっと早いですが、みんなで手を合わせてきました。
原爆ドームと貞子象をまわり、平和の鐘をついてきました。子どもたちもそれぞれに何かを感じてくれたようです。
2日目の分科会は「被ばく列車に乗って」。
なんと67年前の8月6日に走っていた列車が今も現役で運行されています。当時、最新車両だったというその列車に乗って、広島の街をめぐりました。
原爆投下の午前8時15分は、通勤客などで最も乗降客が多い時間帯でした。中心部の列車は熱線で車体がねじ曲がり、爆風でたたきつけられた遺体の跡が天井にこびりついていたと、当事、車掌をしていた方がお話してくれました。
むごたらしい歴史を繰り返してはならないと、改めて思いました。