まだ何も終わってないのに
原発再稼働。
福島原発ではいまだ炉心がどのような状態になっているかもわからず、いまだに故郷へ変えられない方々が避難所生活を送っているというのに。
いったいこの国は何を考えているのだろうか。
地元経済振興、電力不足というが、もしまた事故が起こったら、経済どころではない。
おおい町の共産党町議さんは全員協議会で再稼働反対の論を述べた。その中で、核燃料がプールに貯蔵されている間は一定の補助金がくるし、廃炉が決まれば廃炉ビジネスが始まるなど町の経済がすぐにひっ迫することはなく、長期的な視点で再生可能エネルギーへの転換を図ることを訴えたという。
原発はひとたび事故がこれば、規模も時間も範囲も甚大な被害となる。おおい原発には事故の際、蒸気を逃がすベント機能も、対策本部となる免震棟もない。設置されるのは早くて4年後。これが「万全の安全対策」??? 馬鹿にするな!と言いたい。
小さくても、声を出し続けなくてはいけないと思う。