入曽で議会報告会
たくさんのご参加ありがとうございました!
入曽方面のたんぽぽ後援会が、9月議会の議会報告会を開いてくれました(^^)
9月は決算あり、西口議案ありとけっこうなボリュームで、ついつい話が長くなってしまってスミマセン(><)ほんとは地域の方々からお話を聞く時間をたくさん取れれば良かったのですが…また次の機会にぜひ!
この日は、2部構成になっていて、後半は慶應義塾大学名誉教授、英文学研究をされている東郷秀光先生のお話が聞けるとあって、私も楽しみにしていました(^0^)
先生のお話はやさしい語り口にユーモアがあって、つい引き込まれます。
この日はエミリー・ブロンテ作「嵐が丘」に見る人間像ということで、ヒースクリーフの生き方をどう見るか、という視点からのお話でした。
先生は「痛めつけられている青年が自己主張をする物語。彼は貧しく虐げられた身の上から、地位と財産を手に入れ、復讐を果たすが、そんな人生に空しさを感じて死を選ぶ。私の結論は、彼は《闘い方を知らなかった》という事だ」と。そして「私達には闘う力《日本共産党》がある」と結んでくださいました。
先生はこの時代背景にふれながら、「民主主義は100年、200年かけて民衆が勝ち取るもの。文学はその時代の闘いを写し取っている」とも述べてくださいました。
いま、時代を生きる私たちは、つらく苦しい現実の中で、大きな力に抗おうと必死でもがいています。目の前の困難に、ついくじけそうになることも、無旅感を感じることもあるけれど、こうした闘いは、いつの日か時代を超えて、文学に写し出されて残っていくのかもしれないと思ったら、涙が出てきました。
ちっぽけな私達の闘いも、間違いなく歴史の一コマであることに、改めて気付かせていただいた一日でした。先生!本当にありがとうございました(^^)!