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猪股 嘉直 つぶやき(2月)
 2月5日の午後5時前、佐賀県神埼市で陸上自衛隊のヘリコプターが墜落炎上した。自衛隊員1名が死亡、もう1名が不明(6日9時現在)とのこと。ヘリは住宅に錐もみ状態で落下、住宅に突っ込み、2棟が炎上。住宅にいた小5の女子が怪我▼目達原駐屯地所属のAH64対戦車ヘリ。現場は住宅地で近隣には幼稚園、保育園が▼咄嗟に思い出したのは1999年11月の柏原地内入間川河川敷ゴルフ場のロッキードT33墜落。2名の隊員が死亡。80万世帯の停電と、中学校教師の車など破損。そして78年9月。上奥富地内、国道16号に隣接した住宅地。同じくT33が墜落。隊員2名死亡。住宅とアパートが全半焼▼私は当時、所沢にある生協の医療機関に勤務していたが、私の「住宅の付近に飛行機が墜落したよ。早く帰りな」と促されて、帰宅(当時、新所帯を持ったばかりで、正確には実家)した。▼自宅周辺まで車で来ると、国道16号をはじめ、道路は大渋滞。勝手知ったるで、裏道を回り実家に到着▼現場は、実家から南西方面に約60b。近隣には約100bの場所に酒の「國盛」の倉庫とガスボンベの倉庫がある▼こうした事故が起きると必ず生まれるのが、「隊員(時には米兵)」は、「命をかけて、住宅を避け、河原に落ちた」とかの礼賛の言葉▼果たしてそうか?本人はそれで良かったのか?奥様は、お子さんは、夫を亡くし、父親を奪われた子らは「礼賛」より、変わらずいてくれることを願っていたろう▼どんなに腕が良くても限界があり、住宅を全焼させたり、民間人の命も奪っている現実がある。
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