公共交通は暮らしの礎
茶の花号 狭山市HPより
梅雨はあけたのでは?7月15日(日本共産党95歳の誕生日)の私の率直な想いです。
その前日、私はうだる暑さの中「これは便利だ」と思いつつ、「笹井白髭神社」の停留所で「茶の花号」を待ちました。少しでも「日陰を」と南側の家の塀にへばりつきバスを待ちました。案の定、バスは到着時刻を5分遅れで来ました。でも、いいんです。来てくれるのが嬉しい(どうせなら、到着時刻を5分遅くすればいいとは思いますが)。
3回だけ来る貴重なバス
この茶の花号は、この場所には日に3回だけ来る貴重な便です(もっと、便を増やして欲しい)。
乗ると、車椅子の女性が1人乗っていました。次の停留所、「笹井」から地域の悠々倶楽部で顔なじみのSさん(80を超えた方)が乗られました。そしてSさんは、それから二つ目の「根岸新道」で降りられました。どうも、そこからは西武バスに乗り換えるようでした。どこに行くか聞かなかったのです。茶の花号でも「稲荷山公園」や「狭山市駅」には行くのですが、Sさんはそれでは用が足りなかったのでしょう。
そうこうしているうちに、「広瀬」に着き、そこからは茶の花号が丁度満杯になるだけの男性1人と女性の高齢者グループが入ってきました。全ての座席がふさがりました。
私は、稲荷山公園を過ぎ、狭山市役所で降りました。前日に早朝から狭山市駅で宣伝をした後、市役所に「道路整備」と「U字溝に蓋をして」の依頼で立ち寄ったのですが、そのまま車を市役所に置いたのです。東京で開催していた研修会に参加して、帰りが夜になったため車は市役所。
そんなわけで、「茶の花号」で市役所に車をとりに来たというわけです。
鵜ノ木に新しい市営住宅ができました。榎団地、上諏訪団地の方も、この新しい団地に引っ越してきました。買い物や通院が大変という、声も聞こえてきます。
私たちの希望を聞いて
このように公共交通は、私たちの生活になくてはならない必需品です。公共交通は買物、病院、用事、文化、付き合いなどありとあらゆる面で土台になります。「したいこと」が、公共交通がないために「できなくなる」ことは沢山あります。茶の花号でなくとも、もう少し小さなワゴン車でもあれば便利です。
今、狭山市は「狭山市公共交通会議」という公共交通の今後をどのようにするかを検討しています。この秋には計画を作成し、来年の春には実施するといいます。
例えば「茶の花号」と「民間バス」が両方走っているところでは「茶の花号」の運行をやめるとか、隣の入間市ともバスでつなぐとか、なくす路線も、増やす路線もあるとか。
新しい運行路線が決まると、それから数年は変更ができません。私たちにとって便利な公共交通が望まれます。秋には、決まってしまいます。
日本共産党のアンケートに声を寄せて
今、日本共産党狭山市議団が「公共交通」のアンケートを行います。自分の生活からどのような公共交通が必要か、アンケートでお寄せ下さい。狭山市にしっかりと皆さんの声を届けます。